検証スタート!
当日はカルビやロース、タン、ホルモンなど代表的な部位のお肉からツラミ、リブマキ、ミスジなどの部位も食べ合わせを行いました。
合わせたワインは全8種類のスパークリングワイン、白ワイン、赤ワインです。
ワインと料理を合わせる際に忘れてはいけないのが、食材の味わいを大きく左右する「味付け」です。
塩、コショウ、ソース、レモンなどどのような味付けをするかによって、もちろん合わせるワインも変わっていきます。
なので今回は、部位ごとに最もよくされやすいと言われる味付けで検証を行いました!
検証した8種類のワインの中から厳選した6本をご紹介いたします♪
やっぱり泡は万能ですね☆バルディビエソ ブリュット ロゼ
ロゼスパークリング特有のボリューム感がどんな お肉・味付けともマッチします。ワインの酸味・ 果実味ともにやわらかく、お肉との相性が抜群 です。
ワイン自体にふくよかさがありますので、ユッケ などワインには合わないとされる卵を使った ものにも合わせやすいというのは、大発見でした。
赤の万能タイプ!キムチにも!ファウンド・ストーン シラーズ
ワインの持つやわらかい果実味とスパイス感が、 どんなお肉にも相性抜群! どの部位にも本当によく合いました。 ニューワールドながらエレガントさのある味わいで、 飲み飽きしないワインです。 付け合せのキムチにも非常によくマッチしたという 驚きもありました!!ワインのきれいな果実味と スパイス感が、キムチの辛みや香りを抑え、すっきり とさせてくれます。
タン、ミスジ、リブシンに合う!フェウド・アランチョ インツォリア
ワインにある豊かなミネラルが塩味のタンに相性 抜群!キリッと引き締まった味わいなので、お肉に レモンをかけるような感覚を楽しめます。 ミスジは牛の肩の部分にあたり、赤身で肉質もよく、 あっさりとした味わいが特徴です。 リブシンはリブロースの真ん中の部分にあたります。 適度な脂肪分と豊かな旨みが特徴です。 シンプルかつ美味しい白ワインですので、合わせる お肉もあっさりしていてシンプルな味付けの物がより グッドです。
ロース、サガリ、シンシンに合う!ラッチ・デ・ライム 赤
ワインの果実味とスパイス感が、赤身で程よく脂肪のあるお肉にマッチ。特にロースのような部位には抜群の相性でした。牛の横隔膜であるサガリは内臓のお肉なので、程よい脂質で食べごたえもありながらヘルシーな部位です。シンシンは内モモのお肉で、適度な脂がのった赤身です。 程よい飲み口のワインには、程よい重さのお肉を 合わせる。ワインと食材のボリューム感が今回はぴったり合いました!
ホルモンに合う!ラ・フォルジュ・エステイト シャルドネ
ワインの持つ程よい樽感が、ホルモンのような 脂の多いお肉にも負けません。
今回実食したシマチョウ(大腸)、コブチャン(小腸)と の相性は特に抜群でした。
お肉のボリューム感とワインのボリューム感がよく マッチし、互いの旨みが引き出されます♪
カルビ、サーロインに合う!タロ プリミティーヴォ・ディ・マンドゥーリア
とにかくガツンと濃い味わいのこのワイン。ワイン の持つジューシーさ、豊富なタンニンが脂の多い お肉にベストマッチです。
検証を行った中では、最も脂の多い部位であった カルビに非常によく合いました。
ワインが濃い味わいですので、まるでソースのよう な役割を演じてくれるのも魅力的です!