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世界の造り手から

厳選された日本ワイン ~Real Wine Guide Selects×Mottox Presents~

厳選された日本ワイン ~Real Wine Guide Selects×Mottox Presents~

「世界に誇れる日本ワインを、より身近に楽しめる社会を目指して」モトックスはリアルワインガイドがセレクトした国内の優良日本ワインを発売開始いたしました。

「世界に誇れる日本ワインを、より身近に楽しめる社会を目指して」
この度、株式会社モトックスは、株式会社リアルワインガイド(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:徳丸 真人)がセレクトした国内の優良日本ワインを2020年10月に発売開始いたしました。
その経緯と、モトックスが販売開始した日本のワイナリーをご紹介いたします。

~Real Wine Guide Selects×Mottox Presents~ 日本ワインの全国流通について

ワイン業界における屈指の専門誌であるReal Wine Guide(リアルワインガイド)と、弊社が、世界に誇れる日本ワインを、 よりよい品質管理にて、より手に入りやすい社会を目指してスタートしたプロジェクトです。

ワイナリーと販売店との間の流通を整え、品質の高いワインが入手しやすくなる環境を醸成することが、 日本ワインの安定した消費につながり、日本ワインの更なる発展に貢献することを目指しています。

そして、結果としてワイナリーがワインの品質を高めること、ブドウ栽培の担い手への支援といった、日本農業に貢献することに繋がっていくと考えています。

日本ワインとは

「日本ワイン」とは、日本産のブドウを100%使用し、日本国内で醸造されたワインのことです。

従来は、海外産のブドウを使用していても日本国内で醸造されていれば「日本ワイン」と呼ばれてきました。

しかし2018年より、日本産ブドウを使用し日本国内で醸造されたワインのみが「日本ワイン」と名乗れ、海外産ブドウを使用したワインは「国産ワイン」という名称になり区別されることになりました。

リアルワインガイドが知ってほしい日本ワイン産業の問題。 その中の重要なひとつが、新たな流通環境が必要であること

日本ワイナリーの課題

一部を除き、多くのワイナリーが小規模生産者です。人手や経験などの面から販売・配送業務・販路開拓・営業活動に苦慮するところも少なくありません。

また、販路開拓に行き詰った中堅規模ワイナリーの経営不振や、販売店との直取引がメインという多くのワイナリーのハンドリングの困難さも問題となっています。

販売店の課題

日本ワインを応援したいと考える販売店は多く存在するものの、 ワイナリー1軒1軒との個別取引や、利益率の問題、保管・配送状態など、取り扱いのハードルが高くなってしまっている部分が多々あります。

その結果、日本ワインを取り扱いたいものの見送らざるを得ないという状況が発生しています。

消費者の課題

注目度が高まる中、日本ワインを飲みたい人達は増えていますが、入手ルート(流通ルート)が限られていることから、入手がしにくくなっています。

本取組では、これらの課題を解決することを目指しています。

本取組の趣旨について

本取組では、前述の課題を解決することを目指して、リアルワインガイド社は、本取組の企画立案とこれまでの取材経験で培ってきたワイナリーとの関係性、 メディアというニュートラルの立場を活かしたワイナリーの客観評価、そこからの優良ワイナリーの選択と折衝を、 株式会社モトックスは輸入ワインで培ってきた経験と、全国のお取引先との流通網、そして徹底した品質管理による配送体制で、日本の消費者の方が、優れた日本ワインを入手しやすい環境を整えます。

本取組におけるモトックスの想い

日本ワイン産業の持続的発展に貢献したい

今回の“Real Wine Guide Selects×Mottox Presents”の企画は、リアルワインガイド(以降、RWG)社が長年かけて日本ワインの取材を行い、そこから考えられたものです。
RWG社よりいただいたこの提案は、今までの日本ワイン流通の概念とは異なるものでした。

モトックスでも今まで日本ワインの取組をしてまいりましたが、それはモトックスのみが取り扱う商品を生産者と共同開発し、そのワインを輸入ワインと共に取り扱うという方法でした。

今回の件は当然課題も多い取り組みとなります。ですが、お話を伺っていると、この取組が日本ワインの持続的発展につながる可能性を強く感じました。
日本ワインについては、弊社も継続して注力していきたいと考えておりましたが、RWG社から「一緒にやりたい」とお言葉をいただけたことが大変心に響きました。

この取組によって、消費者の皆さまにとって今まで以上に日本ワインが買いやすくなる環境作りに貢献できれば嬉しく思います。
そして日本ワイン産業の発展に貢献し、それが結果的に日本のワイン市場の発展につながっていけば、それは「ワインのある暮らしに貢献する」という弊社のミッションにもつながります。
現時点でインポーターではモトックスだけがこの取り組みに参画していますが、日本ワインのマーケットをもっと広げるためにも、他のインポーター様にも参画していただけたらと思います。

輸入ワインと日本ワインの違いについて

輸入ワインと日本ワイン、そう区別するのではなく、日本を世界の産地の中の一つとしてとらえ、品質の優れたワインを日本の皆さんにお届けしたいと考えています。
例えば冷涼産地同士で北海道とタスマニアを比べてみるというように、日本を世界の中の一つの産地として考える。それが正しい見方だと思います。
ワインジャーナリストの方やソムリエ協会、インフルエンサーの方々の努力により、既に日本が重要なワイン産地として正当に評価され始めていますが、こういった流れは今後どんどん広がっていくと考えています。

日本のワイナリーは海外ワイナリーに比べて距離が近いので、消費者の皆さまが行こうと思えば行ける、という点はやはり違います。
その場所をイメージしながら飲んでいただきやすいところが最大の長所であると思います。

実務の面でも発注してから納品までのリードタイムが短いこと、お互いに母国語でコミュニケーションが取れること、距離が近いことが良い点です。
生産者の皆さまと距離が近い分、しっかりとしたコミュニケーションを日々行っていきたいと考えています。

本取組で目指すこと

以前から日本ワインの取組を強化したいと思っていました。
日本ワインを取り扱うことで、少しでも日本ワイン産業の発展に貢献したいという気持ちが、私たちの原動力にもなっています。
弊社が流通面のサポートをすることで、生産者の皆さまがワイン造りに集中できる環境を作ることができたら、とても嬉しく思います。

優れているワインなのに、販路が限られていて手に入りにくかったものをより広く流通させること、そして良いワインを造っているのに、あまり知られていないワイナリーの認知度を広げることが私たちの役割だと考えています。
日本ワインと消費者の皆さまの出会いの場を作っていきたいという気持ちで、日々取り組んでいます。

弊社が流通の間に入ることで生じる価格差は、この取り組みにおける一番の課題です。ただ今まで誰もやらなかったビジネスモデルですので、粘り強く取り組みを続けていくことが必要だと思います。

今回のプロジェクトを通じて、もっと日本人が日本ワインのことを知り、ファンになる機会を作っていくことが出来れば嬉しいです。
自国のワインに誇りをもって、今後も取り扱いをしていきたいと思います。

株式会社リアルワインガイドについて

「リアルな視点と本音で綴る、ワインガイド」をコンセプトに、2002年8月に創刊。歯に衣着せぬワイン評価を行い、記事広告、タイアップ広告を一切載せないワインガイドブック。
創刊以来日本のワイン誌の中で絶対的な信頼度と知名度を誇る。

所在地: 〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町22-6-307

代表者: 代表取締役社長 徳丸 真人

公式HPはこちら

プロジェクトに参加している日本ワイナリーのご紹介

「本プロジェクトへの想いや期待」「造られているワインで最も伝えたいこと」 について、ワイナリーの方々からコメントをいただきました。

北海道:さっぽろ藤野ワイナリー株式会社

現代表である伊與部淑惠氏とアドバイザーである妹の佐藤トモ子氏によって、2009年に北海道の札幌市内で設立されたワイナリー。
北海道のテロワールが体現できるように選果や亜硫酸添加を必要最低限に行う、丁寧なワイン造りを心掛けています。

山形県:有限会社 酒井ワイナリー

■ 本プロジェクトへの想いや期待
津々浦々、 日本のあらゆるところで日本ワインを手にとれるようになることを期待しています。

■ 造られているワインで最も伝えたいこと
「どんなところでどんな人が」
ワインの産まれる風土を知って欲しいです。

日本
日本

Sakai Winery

有限会社 酒井ワイナリー

Sakai Winery

山形県:有限会社タケダワイナリー

■ 本プロジェクトへの想いや期待
本プロジェクトにより、日本ワインに触れていただく機会が増えることを期待しています。 特に地方にお住いの方々に興味を持っていただけると嬉しいです。

■ 造られているワインで最も伝えたいこと
自社農園産もしくは山形県産の良質なぶどうで丁寧に作られるワイン。 そこから山形という土地を感じていただければと思います。

日本
日本

Takeda Winery

有限会社タケダワイナリー

Takeda Winery

新潟県:フェルミエ

■ 本プロジェクトへの想いや期待
私達が位置する「新潟ワインコースト」は新興のワイン産地です。知名度も高くなく、特に弊社のような小規模ワイナリー は営業のすべも持たず、これまではお客様へのアクセスも限られました。本プロジェクトにより全国のワインラヴァーの皆様に私達のワインをお届けできることを嬉しく思います。

■ 造られているワインで最も伝えたいこと
日本の風土の特徴が素直に現れる、世界に通ずる"ファインワイン”造りを目指しています。

日本
日本

Fermier

フェルミエ

新潟県:株式会社カーブドッチ

■ 本プロジェクトへの想いや期待
認知度は上がってきたものの一般の方にはまだまだ馴染みがない日本ワイン。このプロジェクトによって流通・販売のプロフェッショナルの方と今まで以上に強い繋がりが生まれ、より多くの方に日本ワインを楽しんでもらえたら嬉しいです。

■ 造られているワインで最も伝えたいこと
産地の風土をボトルに詰め込むことが出来れば「その場所を訪れたいと思うワイン」、「訪れた思い出がよみがえるワイン」になると信じています。 日本ワインの良いところは実際に足を運べること。心が動いた産地へぜひお出かけください。

日本
日本

CAVE D'OCCI

株式会社カーブドッチ

CAVE D'OCCI

山梨県:機山洋酒工業株式会社

■ 本プロジェクトへの想いや期待
少しでも多くの方に身近なお店で私たちのワインを手に取っていただけるように なると嬉しいです。

■ 造られているワインで最も伝えたいこと
日常の食卓で楽しめる品質の高いワインを地元産のぶどうから造りだしたいと 思っています。

日本
日本

Kizan Winery Co., Ltd

機山洋酒工業株式会社

Kizan Winery Co., Ltd

長野県:安曇野ワイナリー株式会社

■ 本プロジェクトへの想いや期待
日本ワインは醸造しても、流通の面で難しいものがあります。
歴史ある古くからのワイナリーでは、ある程度販路が確立していますが歴史の浅い新しいワイナリーにとって販路を広げていくには大変なものがあります。
そこで今回この様なプロジェクトが立ち上がり、日本ワインを応援して下さるのはとても喜ばしい事です。
是非、全国で日本ワインが気軽に手に取れる様になり、日本ワインのファンが増えることを期待しております。

■ 造られているワインで最も伝えたいこと
弊社ワイナリーで醸造しているワインは、スパークリングから白・赤・デザートワインまで、とてもバラエティに富んでいます。 飲んで頂くと、共通して安曇野のテロワールを感じていただくことが出来ると思います。
安曇野の澄んだ空気・湧き出る清水・土壌・寒暖差のある気候を、ワインを通じ感じて頂きたいです。

日本
日本

Azumino Winery

安曇野ワイナリー株式会社

Azumino Winery

長野県:株式会社ヴィラデストワイナリー

■ 本プロジェクトへの想いや期待
【 日本ワインの裾野を、もっと広げたい 】
インポーターはワイン流通のプロ集団なのに、どうして日本ワインの取り扱いが少ないのかと思っていました。 本プロジェクトを通じて、日本ワインが世界のワインと肩を並べ、多くの皆さまに楽しんでいただけることを期待しています。

■ 造られているワインで最も伝えたいこと
【 上質で世界品質、そして、この土地らしいワインを 】
長野・東御の美しい気候風土、そして、造り手の個性がしっかりと 表現された、世界に誇れる日本のワインをお届けしたいです。

日本
日本

Villa d'est Gardenfarm and Winery

株式会社ヴィラデストワイナリー

Villa d'est Gardenfarm and Winery

長野県:株式会社ノーザンアルプスヴィンヤード

アルカンヴィーニュは日本に農業としてのワイン造りを根付かせることを目的に2014年、ヴィラディストワイナリーの兄弟ワイナリーとして設立されました。
農業という「食べ物をつくる仕事」をベースにした豊かで持続的なライフスタイルを提唱。「ワインのある食卓」に集う日常の暮らしの楽しさを、今と未来の世代に伝えることも目的にしています。

日本
日本

ARC-EN-VIGNE

アルカンヴィーニュ

ARC-EN-VIGNE

長野県:株式会社ノーザンアルプスヴィンヤード

農家に生まれた若林氏が地元長野県大町市でブルゴーニュのドメーヌに憧れ、脱サラをして一念発起。
社名は「北アルプスの畑」と言う意味です。飾り気のない名前にはあくまで畑、ブドウが主役であるという若林氏の想いが詰まっています。

日本
日本

Northern Alps Vineyards

株式会社ノーザンアルプスヴィンヤード

Northern Alps Vineyards

栃木県:有限会社ココ・ファーム・ワイナリー

ココ・ファーム・ワイナリーは障がい者支援施設『こころみ学園』を母体としたワイナリーです。
昭和33年に足利市内の中学校の教師をしていた川田昇と、特殊学級の子ども達で山の急斜面に葡萄畑を開墾。自然の厳しさと優しさは障害をもった子どもたちを寡黙な農夫に変えていきました。

日本
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COCO FARM and WINERY

有限会社ココ・ファーム・ワイナリー

COCO FARM and WINERY

大阪府:カタシモワインフード株式会社

■ 本プロジェクトへの想いや期待
今回の取り組みは従来の古い日本のお酒の流通を大革変するものであり、生産者、レストラン、消費者の利益を利益を適正にする流通革命であると思います。これにより、多くのレストランが日本ワインをより多く扱うメリットが創出され、より多くの消費者が日本ワイン、日本酒等、日本産酒類の流通量を多くすると考えています。

■ 造られているワインで最も伝えたいこと
海外のワインのコピーではない外国産のワインとは一味違った日本人の味覚に合うワイン。それでいて海外の消費者にもおいしいワインとして買っていただけるワインを目標としています。日本独自のアイデンティティーのあるワインを目指しています。

日本
日本

Katashimo Wine Foods Co.,Ltd.

カタシモワインフード株式会社

Katashimo Wine Foods Co.,Ltd.

有限会社 奥出雲葡萄園

■ 本プロジェクトへの想いや期待
自ら造ったワインを販売する事はお客様と向き合える大切な時間ですが、時にはその業務に大変な労力がかかり、 肝心のブドウ栽培やワイン醸造の時間が足りなくなることもあります。今回の新しい流通によって、 ワイナリーがワイン造りに更に力を注ぐことができ、想いを乗せて日本中のお客様にワインを お届けできるようになることを期待しています。

■ 造られているワインで最も伝えたいこと
我が社のシンボルマーク「葡萄の木の中にいる二羽の鳥」は、人と自然、奥出雲葡萄園とお客様、 お客様同士のコミュニケーションを示しています。奥出雲でブドウを育てワインを造る私たちの営みを 感じていただき、私たちのワインが、ワインを飲むお客様の輪を広げ、楽しいひとときを過ごせる一助に なればと願っています。

日本
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OKU-IZUMO VINEYARD

有限会社 奥出雲葡萄園

OKU-IZUMO VINEYARD

岡山県:ラ・グランド・コリーヌ・ジャポン株式会社

大岡弘武氏が岡山で世界に通用する日本ワインを造るため立ち上げたワイナリー。
日本市場で一世を風靡したローヌの「ル カノン」など自然派ワインの造り手として、フランスや日本のみならず、その名を世界に轟かせます。

宮崎県:株式会社 都農ワイン

■ 本プロジェクトへの想いや期待
日向灘の見える丘の上で地元産ブドウ100%を使ったワインづくりをしています。キャンベル・アーリーを中心にシャルドネなど宮崎の豊かな日照を活かしたワインを醸しています。また、ワインは地酒であるべきだという信念のもと地元の方々に愛されるワイナリーを目指しています。

■ 造られているワインで最も伝えたいこと
日本ワインの正確な情報と品質を海外のワインと同じように消費者に届けられることで、ワインの魅力や多様性をより感じてもらえると思います。消費者と日本ワインの出会う機会が増えていくのが楽しみです。

日本
日本

TSUNO WINE

株式会社 都農ワイン

TSUNO WINE
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