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レポート

イタリアワイン講座 ~魅力溢れるマイナー産地 マルケ州 第一弾~

イタリアワイン講座 ~魅力溢れるマイナー産地 マルケ州 第一弾~

こんにちは!東京営業部の堀です。
今回は社内勉強会「イタリアワイン講座」のレポートをお届けいたします。
テーマは~魅力溢れるマイナー産地 マルケ州 第一弾~です。

まずは、イタリアの山と海、マルケ州の位置を確認

マルケ州は、
 面積9694Km⇒東京・大阪の4~5倍大きい
 人口 150万人⇒東京の10分の1、大阪の6分の1
 州都:アンコーナ 
 5つの県がある
 イタリア屈指のビーチリゾートでもあり、観光業・漁業が盛んだそうです。

鈴木さんが現地でいただいたお料理の紹介です。
マルケは海と山に囲まれた土地⇒魚も肉も沢山食べられます。

さて、ここから本題!マルケ州のDOCGに触れながら実際にワインをテイスティングしていきます

マルケ州のDOCG認定ワインは5つ
①カステッリ・ディ・イエージ・ヴェルディッキオ・リゼルバ 2010年認定
②コーネロ 2004年認定
③オッフィーダ 2011年認定
④ヴェルディッキオ・ディ・マテリカ・リゼルヴァ 2010年認定
⑤ヴェルナッチャ・ディ・セッラ・ペトローナ 2004年認定

上記の中でもイタリアを代表する白ブドウ ヴェルディッキオに注目です。

マルケ州原産のブドウ品種であり名前はブドウの色合いである緑=ヴェルデから派生したそうです。
イエージ地区とマテリカ地区が最高の産地で長期熟成可能なタイプも造られます。

特徴
レモンのような柑橘系の香り、アーモンドの香り
酸度が高く、ほろ苦さを持つ。魚料理と非常に相性が良い。

テイスティングアイテム

①モンテ・スキアーヴォ ルヴィアーノ アンフォラ

ヴェルディッキオのお手本のようなベースライン
レモン、青リンゴ、硬い梨のような優しく爽やかな香り。ほんのりメロンの香り。
日本酒を思わせる吟醸香。
しっかりした酸味とバランスの良い苦味、塩っぽさが強くミネラル感豊富。

味付けの濃くないシンプルな魚料理に相性が良い。
カルパッチョ、魚介サラダなど前菜にピッタリ。
レモンをかけるイメージでワインの中にある柑橘のニュアンスがその役割を果たします!

②パッリオ・ディ・サン・フロリアーノ

ライム、グレープフルーツ、洋ナシ、青りんごの香り。凝縮したフルーツの香りは、そのポテンシャルの高さを伺わせ、清涼感と上品さを兼ね備える。
こちらはモンテ・スキアーヴォに比べて遅摘みのヴェルディッキオが使われます。
なので、味わいの密度は高く、旨みを感じるタイプとなります。

幅広い魚料理に合う。アクアパッツア、ブロデットなど火を入れた魚料理。
鯛やイカなど噛みごたえや身がしっかりした魚料理にも合います。


次回も引き続き、マルケ州講座のレポートをお伝えいたします!

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