ボルドー担当バイヤーおすすめ【シャトー・ド・フラン】
資材の高騰やワイン大消費国アメリカのインフレの影響で値段が吊り上がっているボルドー・グラン・ヴァンですが、そんな市況とは裏腹に、"いつまでもお買い得でい続けてくれるワインを見つけたい!"というのが毎日ワインを飲みたいボルドーバイヤーの意気込みです。
そこで個人的にここ最近ずっと注目しているのが、ボルドーのマイナー産地。今回ご紹介するシャトー・ド・フランはまさに無名も無名、「フラン・コート・ド・ボルドー」という最北東の生産地です。
無名が幸いし、地価は上がらず生産コストは最低限に抑えることができています。(ボルドー銘醸地の地価はどんどん値上がりしています)
こんな無名な地に超銘醸生産者2社(どちらも1本数万円もするワインを生む)が注目しコラボして生まれたのがこのワイン。デイリーな値段で消費者を魅了したいという思いが詰まった、ありがたい一本です。
何しろ、超銘醸生産者が造ってくれている、というのが何よりの安心材料。彼らが培ってきた最高峰のノウハウをこのシャトー・ド・フランにも詰め込んでくれているので品質は本当に一流、ありがたいワインです。
ロワール担当バイヤーおすすめ【ソミュール グランド・キュヴェ ブリュット】
フランス・ロワール地方で150年間継承されてきた「泡のスペシャリスト」が造るクレマンです!“クレマン”とはシャンパーニュと同じ瓶内二次醗酵で造るフランスのスパークリングワイン。
繊細な技術を要しますが、設立1859年という老舗の「ルイ・ド・グルネル」が手掛けると、非常に洗練され、気品に満ちた味わいになります。当ワインは、ゴールドなラベルと同様に、ワインの色調も輝きのあるゴールド。白桃、ナッツ、蜂蜜のような複雑な香りが漂います。
一口飲むと、リッチでありながら、洗練され、調和の取れた味わいにうっとりします。驚くべきは、クレマンとしては比較的お手頃な価格ながら、36カ月もの瓶熟期間を経てリリースされることです。
非常に高いクオリティながら良心的な価格は、家族経営ならではの“粋”なのかもしれませんね!
ブルガリア担当バイヤーおすすめ【リミテッド・シリーズ ブラン・ド・ノワール】
ブルガリア北西部、セルビアとの国境近くでワインを造る生産者「ボロヴィッツァ」。ブルガリアの中でも「未開の地」とされる地域で、豊かな自然がそのままの形で保存されています。
醸造家のアドリアナさんが初めてボロヴィッツァ村を訪れた時、「醸造家でも何でもない村の住人が造ったワインですら、とても美味しくて驚いた」と言うほどワイン造りに適した素晴らしいテロワールが残る土地です。
今回数量限定で入荷した「ブラン・ド・ノワール」は、ピノ・ノワールから造られる「辛口の白」ワイン。ピノ・ノワールの中でも828と呼ばれるブルゴーニュ系のクローンから造られています。
果皮の色が付かないように、ブドウ自身の重みだけを利用して得られた果汁「フリーランジュース」のみを使った、贅沢でピュアな味わいです。
白桃やアプリコットなどの果実味の中に、ほんのりと赤い果実を感じるユニークなワインです。
日本酒(Craft Sake)バイヤーがおすすめしたい日本酒
「Craft Sake」とは、Value&Qualityを理念に掲げるワインインポーター「モトックス」が、ワインビジネスのノウハウと豊富な国際感覚を活かして、想いを同じくする蔵元と協力して開発した、ワインのように世界で愛される日本酒をめざします。
KAZAKIRI 特別純米
境港の日本酒はお魚との相性抜群。このお酒の魅力は何と言っても燗酒が美味しいということ。力強い酸が燗酒で更に魅力を増します。
少し高めの温度50~60度まで上げてから、少し温度が下がり、アルコールの揮発が落ち着いた頃が飲み頃。寄せ鍋など和風の鍋ものだけでなく、ブイヤベースにも合います。寒い季節に是非!
雲ノ上 富士山伏流水仕込 特別純米
富士山の伏流水で仕込まれた日本酒は軟水が活きた滑らかな飲み心地。穏やかに香る、ほんのりとしてまろやかなバナナマフィンのような香り。
フルーティーさが心地良いお酒です。ワイングラスで、あまり冷やし過ぎない温度帯で、香りと旨みをお愉しみ下さい。
レーズンバターやクリームチーズを使った軽めのおつまみと一緒にどうぞ。
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