<ボルドー担当おすすめ>レキリブリスト
果実の本来の味わいを出すために亜硫酸無添加で造ったのが「レキリブリスタ」です。
「レキリブリスタ」とは「綱渡り師」の意。
ワインに亜硫酸を添加しないと、酸化のリスクや微生物による汚染などの危険が増してしまいます。
そんな危険な道を選んでも絶妙なバランスの味わいに仕上げられたこのワインはまさに綱渡り師!
1本の綱の上を渡り歩く非常に危険な、しかし華麗で芸術的なその様をワインに例えました。
ボルドーらしからぬ果実味が非常にチャーミングで魅力的なこのワインをぜひお試しください!
<スペインおすすめ>ラ・エストレチャ
スペイン南東部に位置するマンチュエラD.O.にあるワイナリー「ポンセ」。
オーナー兼醸造家のファン・アントニオ・ポンセ氏が20年前、24歳の時に立ち上げました。
収量が多く、プレミアムなワインは造れないと言われていた地元品種の「ボバル」から素晴らしく品質の高いワインを造り始めた、ボバルの第一人者です。
実は今、スペイン国内&世界各国インポーターから引っ張りだこの、超売れっ子ワイナリーなんです。
新ヴィンテージがリリースされたら急いで購入しないと完売してしまうので、バイヤーとしては毎年ヒヤヒヤしています。
今回入荷したのはラ・エストレチャの2023年ヴィンテージ。
ジェームズ・サックリング誌が選ぶスペインTOP100ワインにも2年連続でランクインした凄いワインです。
1.2ヘクタールしかない小さな区画の、平均樹齢75年以上の古木のボバルから造られていてピュアで艶やかな赤い果実のフルーツ感に、ハーブやスパイス、ミネラル感や程よい渋みが感じられます。
エレガントなのに凝縮感があり、旨味もたっぷりなので、何杯でも飲めてしまいそうです。数量限定です!
<日本担当おすすめ>利果園 ブラッククイーン
温暖化の影響を受けるワイン産地でワイナリーが試行錯誤しながら取り組む意欲作。
カタシモワイナリーがある大阪府柏原市は、古くからブドウ栽培の歴史を持つ地域です。明治時代には、ブドウ栽培が本格的に産業として発展しました。
同ワイナリーが大阪でブラッククイーンの栽培を始めたのは、約30年前のことです。
この品種は酸味が特徴的ですが、大阪の温暖な気候に適していると考え、赤ワインの主力品種として試験的に栽培を続けてきました。
近年の温暖化の影響により、同ワイナリーで栽培されたブラッククイーンは酸味がまろやかになり、ふくよかな黒い果実の風味が特徴的な味わいを持つようになっています。
栽培では減農薬にこだわり、大阪エコ農産物の認証も取得しています。
2022年はここ数年で最も良好な出来となり、量・質ともにワイナリー自信の一品です。ぜひお試しください!
<Craft Sake担当おすすめ>原田弦月 無濾過純米大吟醸 原酒
「弦月」とは弦を張ったような美しい形から来た半月の別名のこと。
凛と輝きながら澄み切った柔らかさのある月の姿を「原田弦月」というお酒で表現しました。
<Craft Sake担当おすすめ>つぎのみどり 純米大吟醸 原酒
延宝年間創業以来、340年以上の歴史をもつ奥田酒造店は、「美酒王国 秋田」の最古参蔵のひとつ。
「つぎのみどり 純米大吟醸」は蔵付き酵母MS3が生み出す白ワインの様な味わいが特徴です。