アルザス担当バイヤーおすすめ
アルザスで400年の歴史を誇るワイナリー「ポール・ジャングランジェ」。ドライでピュアなスタイルで専門誌からも高い評価を得ています。
特におすすめしたいのは、『アルザス リースリング ドレイ・エクサ』
フレッシュな柑橘のニュアンスとキレのある酸。一口で飲み手の心を掴む秀逸なリースリングですが、それもそのはず。
なんとこのワイン、グランクリュ(特級畑)の若木から作られています。
手軽にグランクリュの片鱗を味わえるリースリング、是非お試しを。
ボルドー担当バイヤーおすすめ
「スミス・オー・ラフィット」はボルドー南部、ペサック・レオニャンの格付けワイナリーです。
品質の高さで世界的に定評のあるワイナリーですが、バイヤーの私としては注目しているポイントがもう一つあります。
それはワイナリーがISO14001を取得していることです。
これは環境へ配慮した取り組みを定めた国際的な規格です。スミス・オー・ラフィットはフランスのワイナリーとして初取得。
国際的な規格をあえて取得する、という意義は非常に大きいと私としては考えています。
環境への配慮認証は、ワイン業界に数多くありますが地域に限定されたものやフランス国内に限定されているものなど、なかなか私たちにはわかりずらい部分が多いのが現状です。
しかし、国際的に認められた認証を取得することで、
「私たちはワインを造りながら、課題すべき解決にちゃんと向き合っていますよ」という大事なメッセージが世界に向けて届きやすいと考えています。
数ある中から1本のワインを選ぶ消費者にとって重要な要素だと感じています。
オーストリア担当バイヤーおすすめ
1138年に建てられたシトー派修道院を起源とし1171年からワインが造られていたという記録が残るシュロス・ゴベルスブルク。
修道士によるワイン造りが脈々と受け継がれてきたワイナリーの風景は息をのむほど美しく生産者が送ってくれる折々の写真に、バイヤーは毎度うっとりしています。
「世界の美しい畑50選(THE WORLD’S BEST VINEYARDS)」にも選出されています。
オーストリアのグリューナー・ヴェルトリーナーと聞くとまずはキリっと爽やかなワインを想像するのではないでしょうか。
今回おすすめしたい「シュタインセッツ」は単一畑から採れる高品質なグリューナーをオーストリア産オークの大樽で10カ月熟成させています。
品種特有の黄色いフルーツ感や、爽やかでクリアな印象は残しつつそれだけでは終わらせない、滑らかさ、複雑さ、奥深さ、伸びやかさのあるワインです。
お酒が大好きな妹とこのワインを飲んでいたバイヤーは余りのおいしさに、結構な速さでペロリと1本あけてしまいました。
本当に美味しいワインは、気づいたら無くなっているものですね。
Craft sake おすすめ
「Craft Sake」とは、Value&Qualityを理念に掲げるワインインポーター「モトックス」が、ワインビジネスのノウハウと豊富な国際感覚を活かして、想いを同じくする蔵元と協力して開発したお酒。ワインのように世界で愛される日本酒をめざしています。
関連リンク:「Craft Sake(クラフトサケ)」特設サイト
ハレギ 龍 ワイン樽熟成 きもと特別純米原酒
ワイン樽熟成の日本酒「ハレギ」シリーズ「龍」の新BY(R3BY)リリースです。このBYは雄町米をあえて85%という低精白で醸されています。
生酛造り、木桶醗酵という藤井酒造ならではの非常にトラッドな造りを経て、雄町米の味わいがしっかり感じられる原酒に仕上がりました。ワイン樽で熟成させることで深い味わいに、樽のバニラ香もプラス。
金柑のような凝縮された柑橘系果実の香りに樽のニュアンス。鼻腔に広がる優雅な香りをワイングラスでお愉しみ下さい。
伊乎乃 辛口山廃 純米吟醸 原酒
新潟・高の井酒造の「伊乎乃」シリーズから、山廃造りの新BY(R5BY)リリースです。コクと旨味にサラリとした酸でキレの良さが抜群。
洗練されたトレンドの山廃酒です。ラベルに描かれているのは新潟県小千谷市で催される夏の「おぢやまつり」の風物詩「からくり万灯」です。
手作り感溢れる仕掛け神輿が印象的。躍動感のあるラベルのように迫力のある味わいです。キリっとキレの良い辛口酒は夏のロックにもおすすめです。