1. Home
  2. Column
  3. 【2023年9月】バイヤーおすすめワイン・日本酒 5選
レポート

【2023年9月】バイヤーおすすめワイン・日本酒 5選

【2023年9月】バイヤーおすすめワイン・日本酒 5選

ワインの仕入れに欠かせない『バイヤー』。モトックスでは各国・地域ごとの担当バイヤーが日々美味しいワインを選び、仕入れています。
今月テイスティングした中で、バイヤーが「これ、いいな!」と思ったものをコメント付きでご紹介します。

ボルドー担当バイヤーおすすめ

ソーテルヌ1級シャトー・ギローが造る、辛口ワイン!
極甘口を造ることで有名な産地ソーテルヌですが、辛口ワインも造られています。
シャトー・ギローはソーテルヌ格付け1級でもあり、特級ディケムに隣接した素晴らしいテロワールを持ち、最高峰の貴腐ワインを造っています。
そんな彼らが造る辛口白ワインは、貴腐ワインを造るのに使用された樽を用いて仕込まれます。

このひと手間が、ドライな辛口ワインにほんのり複雑味を与えることで深みが一気に増し、非常にお手頃ながら奥深い味わいの白ワインを生みます。
ボルドーの銘醸シャトーが造る辛口ワインの中では非常にお手頃価格ながら、現地ボルドーネゴシアン各社も口をそろえて「これはお買い得!」と絶賛するワインです!

ラングドッグ・ルーション担当バイヤーおすすめ

<ポイント>
【ブルゴーニュ高騰時代の救世主!仏銘醸リムー産のリッチなシャルドネ】
一口飲んで、おっ!と感じる素晴らしいフランス産シャルドネです。

銘醸産地ブルゴーニュのワインは今大幅な価格高騰に直面しており、世界のワインラヴァーやソムリエの中には「ブルゴーニュに代わるワイン」を探す人も少なくありません。
そんな中まずおすすめしたいのがこのワインです。

<印象的な名前の由来>
IIIB(トワベー)という名前の、III(トワ)とは、フランス語で3の意。B(ベー)はバリック=樽を意味します。
これは生産者のポール・マスが創業時、ワインの品質をレベル1~3で分けて区別しており、当時の最高品質のレベル3のワインであることが由来です。

今や“欧州一の称号”である、ヨーロピアン・ワイナリー・オブ・ザ・イヤー(2020年、Wine Enthusiast)に輝くなど、スターワイナリーの名声を手にするポール・マスにとって、最高品質として世に出した大切なワインであることの証明です。
またB(ベー)はバリック=樽という由来の通り、木樽がリッチに香るスタイルです。

<リムーという産地>
ラングドック地方の西部に位置し、付近の土地と比較して標高が高いため、充実した日照量と冷涼な気候が特徴です。
高い品質のシャルドネが産出され、ラングドック地方の銘醸地として知られています。
ブルゴーニュが高騰する今、代替する産地として注目されているエリアの一つです。

<味わい>
トロピカルフルーツや熟したリンゴを想わせる豊かな香りに木樽由来のナッツの香りが上品さを醸し出しています。
存在感がありリッチな口当たりでありながら、伸びやかな酸がワインを引き締め、飽きさせない心地よさを付与します。
力強さと美しさを併せ持つ、高級感のある味わいです。

<バイヤーよりひとこと>
高級感のある味わいと品質に対する価格のお手頃さから、とてもファンが多いワイン。
モトックス社員の一押しになることも多く、バイヤー自身も自分用のワインでチョイスすることもしばしば。
是非みなさまに知っていただきたいワインです。

ポルトガル担当バイヤーおすすめ

ポルトガルの銘醸産地ドウロの生産者「インヴィンシブル」。
この超豪華プロジェクトは、ドウロの人気女性醸造家と、南アフリカのスター醸造家がコラボレーションして生まれました。
「ナンバー2 ホワイト」は、樹齢90年を超える古木のブドウから造られるため、収量がとても低く、贅沢なワインです。

キリっとした酸、ミネラル感、オレンジや熟したレモンのような柑橘系の果実味と樽熟成由来の上品な厚み・クリーミーさとのバランスが素晴らしい!
飲むたびにワインが持つ様々な表情を感じられて、ついついグラスをすすめたくなります。

南アフリカのワインが好きな方にも是非おすすめしたいです!

日本酒(Craft Sake)バイヤーがおすすめしたい日本酒

「Craft Sake」とは、Value&Qualityを理念に掲げるワインインポーター「モトックス」が、ワインビジネスのノウハウと豊富な国際感覚を活かして、想いを同じくする蔵元と協力して開発した、ワインのように世界で愛される日本酒をいいます。

「Craft Sake」の詳細はこちら

備中 あわ蔵 発泡性にごり 純米


しゅわっと美味しい、岡山県白菊酒造が造る「備中 あわ蔵 発泡性 純米にごり酒」。

<バイヤーコメント>
通年仕様のスパークリングにごり酒。ハネデューメロンを想わせる青くフルーティーな香りがたまりません。そのまま飲むのも美味しいですが、おすすめは「あわ蔵モヒート」。グラスに軽くつぶしたミントの葉、氷、あわ蔵、強炭酸水を入れて、レモン果汁を少し。ミントの爽やかさとあわ蔵のハネデューメロンのような爽やかさが相乗する、後味すっきり爽やかカクテルが3分で爆誕します。残暑の夕涼みから秋の夜長におすすめです。

原田清流 Smooth & Light 純米吟醸


山口県の蔵元「はつもみぢ」から生まれた、清流のように澄んだ日本酒「原田清流 Smooth&Light 純米吟醸」。

<バイヤーコメント>
フランスで行われるお酒のコンペ、Kura Master2023にて金賞を受賞しました。やや軽めのアルコール度数13度ながらも、程良く飲み応えもあり。米の甘みがしっかり、爽やかで華やかな香り。味はあるのにさらりと飲みやすい日本酒です。ひんやりと冷酒でどうぞ。

【受賞情報】『Kura Master 2023』金賞「原田清流 純米吟醸Smooth&Light 純米吟醸」、プラチナ賞「X3亜麻色 純米原酒」を受賞しました

商品に関するお問い合わせ

酒販店様、飲食店様、その他お取引に関するお問い合わせや、個人のお客様からのお問い合わせを受け付けております。

一覧に戻る