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レポート

今月のバイヤーおすすめワイン【2024年10月】

今月のバイヤーおすすめワイン【2024年10月】

ワインの仕入れに欠かせない『バイヤー』。モトックスでは各国・地域ごとの担当バイヤーが日々美味しいワインを選び、仕入れています。
今月テイスティングした中で、バイヤーが「これ、いいな!」と思ったものをコメント付きでご紹介します。

シャトー・ラモット・ヴァンサン エリタージュ【ボルドー担当 バイヤーおすすめ】

<バイヤーコメント>
ワイナリー・オブ・ザ・イヤー獲得!シャトー・ラモット・ヴァンサン。
フランスで最も権威ある評価誌の一つ、ギド・アシェットでボルドーとして最高評価を獲得しました。

栽培手法や醸造手法、ボトリングの手法に至るまで、最も経済的かつ高品質なワインを造るための黄金比を編み出した醸造家ファビアン・ヴァンサン氏。
アインシュタインを彷彿とさせる計算しつくされた思考とプロセスです。
評価誌でも「最新の技術を活用して、毎年高い品質のワインを造り続ける」点が評価されています。

ヴァンサン氏の話の中で印象的だった言葉は「この手法が、一番安くておいしく造れる」というセリフ。

ワイナリー訪問の際にたびたび出てきたこのセリフからわかるのは、いかにおいしくても高ければ意味がない。
ワインの消費者が飲んでくれなければ意味がない。
という熱い思いです!

利益を求めるのではなく、とにかくおいしいワインを造るための「黄金比」を編み出し続ける、正真正銘ボルドー最高峰のコスパワインです。

ドンナ・マルツィア シリーズ【イタリア担当 バイヤーおすすめ】

<バイヤーコメント>
洗練された味わいとラベルにうっとり!
プーリアの伝統と革新が融合する、贅沢な樽熟成ワイン
「ドンナ・マルツィア」樽熟成シリーズが、より洗練されたラベルにリニューアル。


プーリア州サレント地方で、土地の伝統を大切に守りながら、常に進化を続けているワイナリー「コンティ・ゼッカ」。

近年では若き当主クレメンテ・ゼッカ氏がワイナリーを受け継ぎ、コンティ・ゼッカのワインを世界でより多くの方に楽しんでいただけるよう、醸造面はもちろん、デザインやコミュニケーション面にも注力しています。


そんなコンティ・ゼッカが造るドンナ・マルツィアは、プーリアとコンティ・ゼッカの魅力を手軽に味わえるワインとして世代を超えて世界で愛されてきました。

サレント地方を代表する地品種、そして国際品種から、バラエティーに富んだワインが生み出されています。

今回のラベルリニューアルでは、樽のデザインがあしらわれ、背景にも木の質感が表現されています。

ドンナ・マルツィアのワインを味わうと、太陽に照らされたプーリアの大地のぬくもり、海岸に打ち寄せるしなやかな波、そしてコンティ・ゼッカのワインへの信念までもが伝わってきます。

TK ピノ・ノワール【ニュージーランド担当 バイヤーおすすめ】

<バイヤーコメント>
ニュージーランドの銘醸地、マーティンボローから誕生した「TK ピノ・ノワール」は、近年高騰するブルゴーニュのピノ・ノワールに対する救世主として注目されています。自社農園105ヘクタールという規模の強みを活かし、手頃な価格で本格的なピノ・ノワールを提供するこのワインは、驚くべきコストパフォーマンスです。

60種類以上の原酒をブレンドした贅沢な味わいは、アーシーでセイヴォリーな風味を持ち、黒や赤の果実の豊かなニュアンスが広がります。エレガントな質感と繊細なタンニンがバランスよく調和し、洗練された飲み口を楽しむことができます。

Michikake 純米原酒【Craft Sake担当 おすすめ】

<バイヤーコメント>
しっかりしたキャラクターで面白さを感じる日本酒。複雑な味わいの中にキラリと光るジューシーで独特な酸味。

果実のような風味もある異色の日本酒は、唯一無二の魅力を感じます。ワイングラスで香りと酸を愉しみながら、少し塩気のあるおつまみと秋の夜長にゆっくり飲みたいお酒です。

龍勢 BAILA 新風辛口 特別純米【Craft Sake担当 おすすめ】

<バイヤーコメント>
完全醗酵の辛口酒「龍勢 BAILA 新風辛口」が新BY(酒造年度)より生もと造りになりました。

酸味が複雑且つエレガント。ナッツやスターアニスのような香り、複雑味のある味わいは、複雑な味わいの料理と相乗することで更に面白さを増します。ペアリングが楽しくなる1本です。

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