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レポート

【2023年6月】モトックス今月の新商品

【2023年6月】モトックス今月の新商品

世界20か国以上のワインを取扱うモトックスから今月の新商品をご紹介します。ソムリエ有資格者のスタッフが実際に試飲したコメントもございますのでぜひご覧ください。

珍しいブルゴーニュのソーヴィニヨン・ブラン【ラ・シャブリジェンヌ サン・ブリ】が新登場!

シャブリのテロワールを表現し続けている生産者「ラ・シャブリジェンヌ」がソーヴィニヨン・ブランでワインを造りました。
瑞々しい柑橘の爽やかなアロマが魅力!フルーティーさを存分にお楽しみください。

ニュースリリース:柑橘の香りが爽やかな、珍しいブルゴーニュ産のソーヴィニヨン・ブラン!ラ・シャブリジェンヌ「サン・ブリ 2021」新発売

<ソムリエ試飲コメント>
青草・ハーブに混じってグレープフルーツが印象深いアロマ。
フランスのソーヴィニヨン・ブランはロワールが有名ですが、ロワール産よりフルーティな印象です。
ジューシーな柑橘のニュアンスとのびやかな酸が心地よいワインです。
特徴的なのはミネラル感で、アロマに火打石っぽさがあるのとワインにコチコチした質感を感じます。酸味豊で爽やかさを前面に出したトレンドのソーヴィニヨン・ブランのスタイルにシャブリらしさを加えてくるのは流石だと思いました。

価格以上の高品質ワインを造る南ローヌの生産者ブティノから【ケランヌ アピ・メリフラ 赤 オーガニック】が新登場!

ローヌの最上級A.O.C.「ケランヌ」をご存じですか?
2016年にコート・デュ・ローヌ・ヴィラージュから独立した、ローヌ地方で最新のA.O.C.です。
フレッシュな酸と果実味を表現するために、あえてオーク樽は使用していません。ブドウのピュアさを存分に生かした赤ワインです。

<ソムリエ試飲コメント>
ブラックチェリーやカシスなどの黒果実のニュアンスを感じた後に、胡椒のスパイス感が漂います。タンニンは柔らかく、南ローヌらしいイキイキとしたジューシーさが魅力です。ほんのり残る旨味と甘みは和食に通ずるところがあり、後味はとても綺麗です。

スペイン ガリシア地方の秘境から「アデガス・ギマロ」シリーズ

スペイン ガリシア地方の秘境、リベイラ・サクラの生産者「アデガス・ギマロ」。

リベイラ(河岸)サクラ(聖なる)と呼ばれるこのD.O.は、古くから修道院を中心としたブドウ栽培とワイン造りが行われてきた場所。この地域を注目産地に押し上げ、一躍スペインを代表する造り手として世界に名を轟かせた生産者です。

ギマロ ブランコ


  • Guimaro Blanco Joven
    スペイン
    スペイン
    • 2021

    Adegas Guimaro

    アデガス・ギマロ

    Guimaro Blanco Joven

    ギマロ ブランコ

    750ml, 3,000 yen

    こちらの商品は現在取り扱いがございません

<ソムリエ試飲コメント>
青リンゴを丸かじりしたような、フレッシュな香りがはじける明るいワインです。グラスを回すとさらに花のような軽やかで華やかな香りも出てきます。
リンゴの蜜や白桃などの果物らしい甘さとジューシーさが口の中に広がります。柔らかい塩味があり、食事と合わせたくなる味わいです。最後に酸がきれいに引き締めてくれます。

カミーノ・レアル


<ソムリエ試飲コメント>
ハッカやラベンダーなどのハーブのような青っぽい香りを最初に感じます。次に出てくるのがブラックペッパーのスパイス感です。飲み口は意外に優しく、とてもクリーンな印象。余韻は柔らかに伸びて、心地よく消えてくれます。

フィンカ・メイシェマン


<ソムリエ試飲コメント>
最初の香りから味わいまで「梅!」と感じたワイン。
旨味が凝縮しており、すごく上等なダシをいただいているようなコクとまろやかさがあります。タンニンはやさしいのにほんの少し感じる苦みが「おいしさ」となって広がります。すごく「和」を感じる味わいなので、和食、特に魚の煮つけなどに合わせたいです。

フィンカ・ポンベイラス


<ソムリエ試飲コメント>
上品なスミレの香りが「上等なワイン」の雰囲気を醸し出します。金木犀やラベンダーなどのフローラルな香りも感じられ、気分はリラックスモードに。
スルスルと舌を転がるなめらかさが非常にエレガントで、メンシアが「スペインのピノ・ノワール」と呼ばれる所以がはっきりとわかります。
極上のワインと実感できること間違いなし。贅沢なワインです。

ポルトガルの夏を彩るワインとして有名なヴィーニョ・ヴェルデからロゼワインが登場!

“緑のワイン”として有名なワインですが、今回新登場したのはロゼワイン。ヴィーニョ・ヴェルデらしい微発泡感はそのままに、イチゴやラズベリーのような若々しいフレッシュさは夏にぴったりです!

  • Belenus Vinho Verde Rose
    ポルトガル
    ポルトガル
    • ロゼ

    • 2022

    Belenus

    ベレヌス

    Belenus Vinho Verde Rose

    ベレヌス ヴィーニョ・ヴェルデ ロゼ

    750ml, 1,300 yen

    こちらの商品は現在取り扱いがございません

<ソムリエ試飲コメント>
色合いが桃色だから、引っ張られているわけではありません。本当に熟した上品な白桃のアロマがします。加えて洋ナシや火打石のようなミネラル感。ワインはきれいに、ストレートに、素直にフルーティで、ALC11.5%のアルコール感がスムースさを演出。余韻に薄~くミネラルがのってくる、実にドリンカブルなヴィーニョ・ヴェルデです。ヴィーニョ・ヴェルデは白・ロゼ・赤が作ることを許されていますが、今回デビューは白とロゼ(白はラベルリニューアル)。暑い夏に低めの温度でゴクゴクいきたいです。

「ヴァイングート・フォン・ウィニング」からプレミアムなピノ・ノワールが新発売。

ドイツ優良生産者組合VDPの創立メンバーである「ヴァイングート・フォン・ウィニング」から単一畑で生まれるプレミアムなピノ・ノワールが新発売。

2018年の格付け見直しによりファルツ北部ではじめてピノ・ノワールの格付け畑が誕生しました。ピノ・ノワールの名手であるフォン・ウィニングがブルゴーニュクローン100%で造るワインはまさに圧巻のクオリティです。

フォン・ウィニング ピノ・ノワール アム・グーテンベルク


<ソムリエ試飲コメント>
抜栓直後に試飲したからか、ワインの味が閉じていました。いくらかフルーツの香りがあって親しみやすさの片鱗は見えましたが、例えるならキール、ブラックベリー、シナモンのようなアロマを見つけることができました。味わいは香りほど硬くなく、タンニンがなめらかな良いピノです。いくらかフルーツ感を伴ってともなって酸が顔を出し、生き生きとした生命力に溢れます。5年くらい熟成させて飲みたいと思いました。抜栓して3時間ほどしてから飲んだ同僚は「今日一番のうちの一本」と言っていました。少し時間が経ってから飲むと印象が違ったのかも!

フォン・ウィニング ケーニヒスバッハー ウルベルク ピノ・ノワール トロッケン エアステ・ラーゲ


<ソムリエ試飲コメント>
こちらも抜栓直後の試飲。閉じた印象でしたが、同時に途方もなく深いモノを感じました。アロマを例えるならキール、土と樹木の茂った道を森林浴しているような香り。とても集中力のあるワインで、現時点を切り取るとミネラルが支配的で土っぽい。舌のうえで転がすうちに巨大なフルーツのかたまりを感じます。7年くらい熟成させて飲んだら、と末恐ろしいものを感じさせるピノでした。酸とミネラルはバランスがいいです。カカオの濃度を高めるとチョコレートの香りはどんどん凝縮して穏やかになると思いますが、このワインも同じような感覚。内容がとても濃いから今は多くを感じられないけれど熟成したら真価を発揮すると思います。抜栓して3時間ほどしてから飲んだ別のスタッフは絶賛していました。今飲むなら抜栓したら時間を開けてからがいいかも!

9年もの長期瓶内熟成を経て生まれる、ユニークで美しいスパークリングワイン【クレアマン パ・ドゼ メトト・クラッシコ】

ヴェネト州を代表するブドウ品種ガルガネーガの美しさを表現するため、彼らの挑戦から生まれたワイン。
インパクトのあるラベルの手形は、オーナーのナタリーノ・ファゾーリのもの。
繊細な泡立ちとともに、ガルガネーガのフレッシュさやミネラル感、長期熟成による複雑な味わいが楽しめます。

商品名の「クレアマン」は、「Created by Hand(=手をかけて造った)」という意味。
また、フランスでシャンパーニュと同じ瓶内二次醗酵で生産されるスパークリングワインの総称「クレマン」ともかけたネーミングです。

ニュースリリース:ガルガネーガ種100%で造られるイタリア産瓶内二次醗酵スパークリングワイン「クレアマン パ・ドゼ メトド・クラッシコ 2012」新発売

<ソムリエ試飲コメント>
美しい黄金色に輝く、繊細な泡立ちのスパークリングワイン。
シトラスやベルガモット、酵母との熟成によるパンのような香りが感じられます。
口当たりは非常に滑らかで、きゅっとした心地よい酸味とともにしっかりとしたミネラル感があり、きれいな余韻が続きます。
ソアーヴェに代表されるガルガネーガの常識を覆すようなワインで、長期熟成でこんなにも複雑さが出るのかと驚くほど。
フレッシュで柔らかい飲み心地なので、あっという間に1本飲んでしまいそうです。

ナパ・ヴァレーの個性と美しい樽の余韻を味わえる「ヒドゥン・ポスト」シリーズ新登場!

オーナーである二人のイタリア人醸造チームが、毎年ナパ・ヴァレーの隅々まで足を運びブドウを選択。その年の最高の特徴を表現したワインです。旧世界の伝統とその技術をナパ・ヴァレーで開花させました。

ヒドゥン・ポスト ナパ・ヴァレー シャルドネ


<ソムリエ試飲コメント>
オーク樽由来の力強い圧巻の香ばしさと、これでもかというほど詰め込まれたトロピカルフルーツを併せもったアロマです。バニラ、バター、ホワイトペッパーなど樽の効いたシャルドネを例える言葉はすべて当てはまります。味わいにもパンチがあってパワフル。ボリューム感も満点。特徴的だなと思ったのは、塩っぽいミネラルが余韻に感じられたこと。ポテトフライと合いそう。

ヒドゥン・ポスト ナパ・ヴァレー カベルネ・ソーヴィニヨン


<ソムリエ試飲コメント>
ナパのカベルネ・ソーヴィニヨンに求めるものがきちんと入っている1本です。カシス、ブラックペッパー、スミレ、ミント、バニラ、ラベンダー、スモーキーな印象などなど。果実味は甘くてタンニンが柔らか。ボリュームも大きめ。香りが味わいを示す、という言葉がこれほど似合うワインはありません。シャルドネにも感じた塩っぽいミネラルが余韻にふとよぎるのが個性的でした。

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