1. Home
  2. Column
  3. 【2023年9月】モトックス今月の新商品
レポート

【2023年9月】モトックス今月の新商品

【2023年9月】モトックス今月の新商品

世界20か国以上のワインを取扱うモトックスから今月の新商品をご紹介します。ソムリエ有資格者のスタッフが実際に試飲したコメントもございますのでぜひご覧ください。

コスパ抜群!貴重なプルビノ!【ラ・パール・デ・ザンジュ】

サステナブルを実践するブルゴーニュ最大級の生産者リュニーより、「ラ・パール・デ・ザンジュ」が新登場。

価格が高騰しているブルゴーニュワインの中で、このコスパは見逃せません。ラ・パール・デ・ザンジュ=「天使の取り分」と名付けられた貴重なブルゴーニュ産ピノ・ノワールです。

ニュースリリース:「天使の取り分」と名付けられた樽熟成のブルゴーニュ産ピノ・ノワール!カーヴ・ド・リュニー「ブルゴーニュ 赤 ラ・パール・デ・ザンジュ 2021」新発売

<ソムリエコメント>
ラズベリーやスミレを感じる香りは、まさに王道ブルピノ!
しっかりとした果実味の中にコショウのようなスパイス感や、ミントっぽさもあります。
樽熟成由来のビターな味わいが心地よい余韻へと繋がり、この価格でこの味わいは本当にお買い得です!

世界で注目される新世代のマイクロ・ネゴシアン「マーク・ハイスマ」シリーズ

オーストラリアのヤラ・ヴァレーにある銘醸ワイナリーで醸造家として活躍。2009年からブルゴーニュでネゴシアンとしてワイン造りをスタートし、2016年にヴージョ東にあるジリ・レ・シトー村に自身のワイナリーを設立しました。
世界中から高い評価を受ける一方で、生産量が少なく、希少性の高いワインです。

ボーガン ゴーズ ウォーカバウト


<ソムリエコメント>
温暖化の進む中、ブルゴーニュでシラーズに可能性をみいだした意欲作。品種はピノ・ノワール、ガメイ、シラーズのブレンドで比率は4:3:3です。外観は澄んだ青紫、薄めの色調。アロマはシラーズとガメイが支配的でミント、黒コショウ、プラム、熟れたスモモや杏子といったノーズ。味わいはシャープな酸のインパクトではじまります。エレガントなシラーワインを飲んでいるようなスパイス感と、ガメイらしい柔らかな果実感がバトンを受け取り余韻に続きます。全体の印象としてはピノの酸、ガメイの果実味、シラーのタンニンが一緒くたに楽しめる、先鋭的なブルゴーニュワインだと思いました。

サン・ロマン ル・ジャロン 白


<ソムリエコメント>
澄んだレモンイエロー。色調は薄め。アロマは華やかでレモンバームとオイル感があいまって精油のようなトップノーズです。探していくうちにパイナップルに、軽く熟成したリースリングのようにも感じられました。軽くトースト香があり、カシュ―ナッツや白コショウのような樽感も見つかります。レモンのようなシャープな酸味と杏子、マンゴーのような熟れた果実味があります。

ペルナン・ヴェルジュレス プルミエ・クリュ アン・カラドゥ 白


<ソムリエコメント>
澄んだ赤みを帯びた紫色。色調薄め。アロマは青いハーブ系が主体。次に鉱物的なミネラル、その奥に赤果実を感じます。香りと味わいは一致していて、余韻にハッカのようなスーッとする感覚があります。ずっしりと重みのあるミネラル感と、良い意味でこじんまりしたボリュームが特徴のように思います。

ワイン・アドヴォケイト誌で中国ワインにおいて最高評価を獲得【アオ・ユン】

ヒマラヤ山脈の山間にある断崖絶壁で栽培され、非常に厳しい環境で育てられるブドウの収量は極わずか。
標高2000m以上にもなる過酷な地で生まれたボルドースタイルのワインです。

  • Ao Yun
    中国
    中国
    • 2019

    Ao Yun Estate

    アオ・ユン・エステイト

    Ao Yun

    アオ・ユン

    750ml, 60,000 yen

    こちらの商品は現在取り扱いがございません

<ワイナリーオフィシャルテイスティングコメント>
上品でフレッシュフローラルな香りとリコリスやナツメグ、シナモンなどのスモーキーなアロマもあり深みのある印象。ブラックベリーやサクランボの芯のような引き締まった香り。口当たりも繊細であると同時に活力があり、ジューシーかつヴェルヴェットのようなタンニンが流れる。酸は非常に美しく、カシスリキュールや黒鉛、薬草などのニュアンスもある。余韻には赤果実やミネラル感が溢れ、非常に長い。熟成ポテンシャルも備えたワイン。

ドイツが誇るリースリングの歴史的グラン・クリュ「カルコフェン」が数量限定で入荷【フォン・ウィニング ダイデスハイマー カルコフェン リースリング トロッケン グローセス・ゲヴェックス】

造り手は歴史的銘醸畑の個性を引き出す「フォン・ウィニング」。「カルコフェン」はワイン・アドヴォケイトで「リースリング版ムルソーのようだ」と称えられています。

ニュースリリース:【80本限定】特級畑のリースリング!「フォン・ウィニング ダイデスハイマー カルコフェン リースリング トロッケン グローセス・ゲヴェックス 2021」新発売

<ソムリエコメント>
りんごの蜜のような華やかな香りの後に、樽由来のバニラ香が立ち上ってきます。とってもミネラルが強く、その高い酸に驚くほど。香りからどっしりしたボリュームがありそうだけど、味わいは思いの他クリーンで、いい意味で裏切られます。余韻はどこまでも長く続き、ワインの品質の良さを実感できます。高級感あふれるリースリングです。

ギリシャ固有品種で仕上げるナチュラル派【サンタメリアナ アンフォラ・エイジング スキン・コンタクト】

ギリシャ固有品種で仕上げる自然派生産者「サントール」から「サンタメリアナ アンフォラ・エイジング スキン・コンタクト」が初入荷。

危機に瀕した地元固有のブドウ品種を僅か10本の古木から復活させ、地元の町の名前を取り「サンタメリアナ」と命名。
ギリシャで唯一この貴重な白ブドウを使いオレンジワインを仕込みます。

<ソムリエコメント>
僅かに白く霞のかかったオレンジ色をしています。明るく鮮やかな色調で、味わいは軽やか。タンニンの主張は穏やかで、和やかな質感。風味は豊かで高い充実感を与えてくれます。列挙すると、マーマレード、コリアンダーシード、ダージリン、金木犀、マグロ節、枯れた笹葉など。かなり複雑な味わいだぞってことが伝われば幸いです。

キリ・ヤーニから樽熟したプレミアムなロゼ新発売!【アガソト ロゼ】

ギリシャ生産者「キリ・ヤーニ」から、豊かな香りと高い酸をもつブドウ品種クシノマヴロで造る樽熟したロゼワイン「アガゾト ロゼ」が限定新発売。

「アガソト」とはギリシャ語で「トゲのある」を意味します。ナウス地区のサブリージョンのひとつ「ガストラ」産ブドウを使用したロゼワインで、強い果実を樽で熟成することで産地の特性が現れたプレミアムなスタイルが完成しました。

<ソムリエコメント>
透明感のあるピンク色が美しい。
ハーブやラベンダーを香りがまずあり、グラスを回していると樽のニュアンスが出てきます。一番最初に感じる味わいは「トマト」!オリーブにも似た青さがあり、心地よい酸味が続きます。樽感もしっかりめで果実味とのバランスがよく、美しいハーモニーを形成しています。ほんのりとした苦みがワイン全体を引き締め、長い余韻と複雑さを感じさせるワインです。

ウイスキー樽熟成のボルドーブレンド記念ボトル【ウイスキー・バレル・エイジド レッド・ブレンド】

ウイスキー樽熟成のボルドーブレンド記念ボトル「1924 ウイスキー・バレル・エイジド レッド・ブレンド」が新登場!

2024年に設立100年を迎えるデリカート。禁酒法をオマージュし手誕生した1924シリーズで作成した100周年を祝う記念ボトルです。

人気の「バートン・ヴィンヤーズ」が最も賞を獲得したワイン【メタル ヴェルメンティーノ】

人気のオーストラリア生産者「バートン・ヴィンヤーズ」が最も賞を獲得したワイン「メタル ヴェルメンティーノ」が新発売。

生産者は2022年に41の賞を獲得。「メタル ヴェルメンティーノ」は驚異のトリプル金賞を受賞しています。

ニュースリリース:2022年に41の賞を獲得したオーストラリア産ワイン「メタル」シリーズに新たな品種が登場!トリプル金賞獲得の「メタル ヴェルメンティーノ 2022」新発売

<ソムリエコメント>
リースリングにも似たオイル系の香りの後に、ライムのような青っぽい柑橘系の香りが広がります。
個人的にヴェルメンティーノには「海っぽいミネラル感」を求めたい私としては、このワインのきゅっとした酸が心地よく、苦みがある余韻が長く続きます。
少し温度が高くなるとトロピカルフルーツ(特にパイン)のような甘い香りが出てくるので、時間経過を楽しめるワインです。

多様性を尊重し、日本を代表するワイナリーへ「ココ・ファーム・ワイナリー」から新商品

甲州 F.O.S.


多様性を尊重し、日本を代表するワイナリーへと成長している栃木県「ココ・ファーム・ワイナリー」より、「甲州 F.O.S.」が新登場。

「F.O.S.」とは「Fermented on Skins(果皮の上で醗酵)」の略。オレンジワインが流行する前の2004年から甲州の醸しを実践しており、「醸し甲州」というジャンルを確立させています。

<ソムリエコメント>
グラスに注ぐと美しいオレンジ色。
かりんや柿などの果実香がひろがり、紅茶やクローブなどもあり、複雑さを感じます。甲州でもこんなに香りの幅が広いんだと驚くばかり。
酸が全体的に引き締めてくれて後味には奥深い旨味が残ります。余韻は長め。
「醸し甲州」とはよく言ったものだと実感できるワインです。

プティ・マンサン


温暖多湿な日本の気候に合った国際品種を探すべく、ワイナリーが2006年に植樹して以来、足利で成功を収めた品種です。今や日本全国で注目されている品種で、ワイナリーの自信作です。

  • Petit Manseng
    日本
    日本
    • 2021

    COCO FARM and WINERY

    有限会社ココ・ファーム・ワイナリー

    Petit Manseng

    プティ・マンサン

    750ml, オープンプライス

    こちらの商品は現在取り扱いがございません

<ソムリエコメント>
アプリコットやハチミツ、焼きリンゴなどチャーミングな香りが満載!果物らしい甘みと酸味がパッと花開くようで、おもわず「美味しい!」と感じることができるワイン。
誰からも愛されるような人懐っこさがたまりません。とても明るいワインです。

商品に関するお問い合わせ

酒販店様、飲食店様、その他お取引に関するお問い合わせや、個人のお客様からのお問い合わせを受け付けております。

一覧に戻る