スクリューキャップのワインが便利
ワインオープナー持ってくるの忘れた!これはワインにまつわる「あるある」のやつ。
スクリューキャップのワインを選んでおけばその心配はいりません。オープナーが不要なので荷物を一つ減らせるのもメリット。ピクニックやキャンプなどの場面で特に重宝です。
飲まない間はキャップを閉めておけば、万一ボトルを倒しちゃった!というときでもワインがこぼれないし、飲み切れなかったボトルを持ち帰るときにも安心です。近年は性能が上がり、高級なワインにもスクリューキャップを採用した銘柄が増えて選択肢が広くなってきました。
スパークリングワインを選ぶときの注意
スパークリングワインも、ワインオープナーが必要ないので外で楽しむにはよいかもしれません。
ただし、開栓時に吹きこぼれる恐れがあるので注意が必要です。
- 持ち運びのときに極力振動を与えない
- 温度を低く保つ
ことが必須になります。移動の時に振動させてしまったら、しばらく冷たい温度で静置してから開けるようにしましょう。オープンエアーで飲むスパークリングワイン、最高ですよね!

個性のはっきりしたワインを選ぼう
外でワインを飲むときに気にしておきたいのは、「風」です。無風の室内で飲むときに比べてワインの香りが感じにくく、時には味わいがフラットに感じられることがあります。
ポイントになるのはアロマチックさ、ボリューム感や甘味があること。香りや味わいのはっきりしたワインを選ぶことで外でも風味が感じとりやすくなります。
「花より団子」という方は合わせるおつまみを念頭にワインを選ぶと思いますが、迷ったときは個性が際立つ方のワインを選ぶのがよいでしょう。
赤ワインを選ぶときの注意
赤ワインを飲んだ後は、どうしてもタンニンなどのポリフェノールや色素が歯の表面に付着して黒っぽくなるものです。よく知った仲間とのお花見なら気にすることはありませんが、デートの場合や着色を気にしそうな方がいる場合には気配りするとよいでしょう。
そんな時は赤ワインと白ワインの中間であるロゼワインがおすすめです。着色しにくく、桜の色にあいまって写真映えもよくなります。
夜桜は防寒対策を!ホットワインもいいかも
春とはいえ夜桜を楽しむ時間帯は、気温がぐっと下がって寒くなります。
もしも寒い時間帯に花を楽しむのであれば、ホットワインを選択肢に入れみてはいかがでしょうか。
保温のできるボトルにホットワインを入れて持ち出すときっと喜ばれること間違いなしです。市販のサングリアを使えば、スパイスなどを使わずに温めるだけで準備完了です。
おすすめのワイングラス
アウトドアでワインを楽しむとき、使い捨てのクリスタルカップではちょっと味気ない…という方に。
「イーストマン・トライタン」製のグラスを使ってみてはいかがでしょうか。見た目はガラスのようですが、落としても割れず、キズにも強い合成樹脂素材です。耐熱温度は99℃なのでホットワインにも使えます。

ワンランク上がる!ワインを持ち出すテクニック
ワインボトルを持ち出すときに、あらかじめ容器を移し替えておくととても良いことがあります。
おすすめなのはステンレス製のウォーターボトル。瓶よりずっと軽いし、割れないので移動中のストレスが少なくなります。800mlサイズで保温機能がついたものだとワイン1本がちょうど入って適温がキープできます。
ペットボトルで代用することもできますが、ペットボトルはガラスや金属とちがって空気を通します。ワインの風味が損なわれる恐れがありますので使用するなら短時間に留めましょう。
移し替えて持ち出すことの最大のメリットは、現地でゴミを出さないということ。ゴミを持ち帰って処分することが花見スポットを美しく保つことにつながります。マナーを守って楽しくワインを嗜むようにしましょう。