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3/8『ミモザの日』の忘備録。花とワインを事前に買っておく。

3/8『ミモザの日』の忘備録。花とワインを事前に買っておく。

ここ毎年3月8日『ミモザの日』に、女性にミモザを贈ることが日本に広がっている気がします。当日の花屋さんでは品薄になるようになりましたし、需要のせいか価格もあがってきました。そして私はついに…!失敗したお話です。

毎年3月8日『ミモザの日』とは

1977年に国連総会で「国や民族、文化などの壁に関係なく女性が達成してきた成果を振り返ること」を目的に『国際女性デー』が議決されました。イタリアの男性が女性にミモザを贈るようになったことから、別名で『ミモザの日』とよばれるようになりました。

2022年に私を襲った悲劇!

私が『ミモザの日』を知ったのは2016年頃。それから毎年妻にプレゼントするようになりました。この日にミモザを贈ることは日本で定着しつつあるのではないでしょうか。記憶に残っている2018年、駅の花屋さんで買ったミモザは一束480円ほどでした。それから年を追うごとに当日のミモザは品薄になっていき、値段も1,000円では買えないくらいになっていきました。「ミモザの日が認知されてきたのはいいこと」と油断していた2022年、私の身に事件が起こりました。例年通り、会社帰りに駅の花屋さんに立ち寄ったら『売切れ』だったのです。急いで3軒の花屋さんをはしごするも全滅。ついに私はミモザを贈れないことになってしまったのです。

ミモザを前もって買っておく

私はあの日以来、ミモザは前もって買っておこうと心に決めました。ミモザは枝の状態で売られていて、家で2,3日ほどフワフワしたきれいな花を楽しむことができます。少し経つと花はしぼんでしまいますが、オレンジ色を帯びたドライフラワーのような状態になり、それはそれでまたキレイです。

買った花屋さんの方が教えてくれたのですが、店先で売られている時点でつぼみ状態のものは、購入後開花することはないそう。ということは、できるだけ多く開花した状態のものを買うのが良いはずです。ミモザの日ともなれば良い枝を選んで買うということは難しいかもしれません。前もって買うの、おすすめです。

ミモザが買えなかったときは

過去の失敗からミモザが買えなかったときに使える代替案を2つ考えました。もしミモザが買えた場合でも「花より団子」っていうこともあるかもしれません。よかったらご参考ください。

卵を使った『ゆで卵ミモザ』

潰したゆで卵をミモザの花に見立てる、という料理です。潰し方は色々あるようですが、一番簡単なのはゆで卵をボウルに入れてフォークで潰す。それを茹でたアスパラなんかのサラダやパスタにトッピングすれば完成。これならコンビニで買った材料でも作れます。とっさにミモザの日を思い出したらこれで急場をしのげます。ゆで卵は黄身と白身に分けてそれぞれをおろし金で擦るとさらに細かくきれいに仕上がるようですが、このあたりはお好みで。

カクテルの『ミモザ』

オレンジジュースに辛口のスパークリングワインを注ぐ。それだけで『ミモザ』という名前のカクテルが作れます。オレンジジュースと辛口のスパークリングワインなら、当日でも手に入れやすいのではないでしょうか。

ジュースは市販のオレンジジュースでOK。でもおすすめなのは生のオレンジで作ること。美味しさと美しさが違います。目安として一杯につきオレンジ一個を使います。

作り方は以下の通りです。

まず、スクイザー(搾り器)などでオレンジを搾ります。

搾ったオレンジジュースは濾したほうがきれいな炭酸泡(後述)を咲かせることができますが、面倒なら濾さなくてもOKです。

オレンジ1個分のジュースをグラスに入れます。

そしてよく冷えた辛口スパークリングワインを注ぎます。割合は1:1を基本に、お好みで調整してください。

ワインを注いだら完成。ジュースとワインは炭酸の力で勝手に混ざりますから、かき回さないで大丈夫です。生オレンジジュースで作った場合は、写真のようにミモザの花が咲いたような泡の層ができます。

ミモザの日におすすめのスパークリングワイン

「ミモザ」は、フランスのホテルで生まれたカクテル。本来であればシャンパーニュ(シャンパン)を使うのが由緒正しい作り方ですが、気軽に楽しむ場合は辛口なら何でも大丈夫です。国際女性デーにミモザの花を贈ったイタリアの男性に敬意を表して、イタリア産の辛口スパークリングワインを使ってみてはどうでしょうか?この記事ではラベルの色合いがミモザにぴったりな、サンテロ ピノ・シャルドネを使いました。

スパークリングワインは2杯で150mlくらいあれば足りますので、飲み切れない場合はハーフボトル(375ml)や、ベビーボトル(200ml)があるのはうれしいポイントです。

ボトルが花柄の『フラワーボトル』もあります。最初にミモザを飲んで、残りはふつうにスパークリングワインとして楽しむのならフルボトル(750ml)もよいでしょう。

というわけでミモザの日は、『花とワインを事前に買っておく』のをお忘れなく!というお話でした。

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