今回のテーマ
世の中にはなんだか言いたくなるワードってありますよね。墾田永年私財法やスリジャヤワルダナプラコッテなど。小気味よいリズムでふとした瞬間言いたくなる。
ワインにもそんなリズムがよいネーミングがあるのではないか。
ということで今回はなんだか言いたくなるワイン名ランキングです。みなさんも読みながら声に出して言ってみると、少し口角が上がっちゃうかもしれません。
第1位 カベルネ・ソーヴィニヨン ハッピー・キャニオン・オブ・サンタ・バーバラ
『ハッピー』と口に出したくなる! 長いですが、英語なので意外とスルっと言えるのでは!?木の棒を持って敵に向かって唱えたくなります。
こちらのワイン、味わいは超一級品で、数万円のワインにも引けを取りません。名前の通り、『幸せ』な気分になれる味わいです。
この名前の由来は、こちらのワインに使用されるブドウが、『ハッピー・キャニオン・オブ・サンタ・バーバラ』というA.V.A.(アメリカ政府が認めたブドウ栽培地域)で栽培されているからです。ちなみにこのA.V.A.は、2009年に認められた新しい生産地になります。
第2位 エスト エスト エスト ディ モンテフィアスコーネ
すごく勢いのあるワイン名です。実はこの名前はしっかりとした歴史をもっていて、D.O.C.(イタリアワインの格付け)で、1966年に制定された産地になります。
『エスト』とは「この村においしいワインがあるぞ!」という意味で、中世にイタリアを訪れたドイツの司教が従者に「先に行っておいしいワインのある居酒屋にEstと書くように」と命じたことが由来で、このような名前が付けられました。
気軽に楽しめるすっきりとした味わいで、このワイン名のように勢いよく飲んでしまいます。
第3位 ジェ・デストゥルネル
朝ドラを思い起こさせるような名前です(じぇじぇじぇ!)。こぶしを利かせて言いたくなります(笑)。レ・ミゼラブルの感じでいうとスッキリ言えそうです。
名前は変わっていますが、メドック格付け2級の「コス・デストゥルネル」の造るワインなので、名前の通り(笑)こぶしの利いたパワフルな味わいになります。
元々は『グレ・バイ・コス・デストゥルネル』という名前でリリースしていましたが、2019年ヴィンテージよりこちらに名称変更。近年の流行からなのか、頭文字をとってセカンドの名前にするところが多くなってきています。
4位~10位はこちらになります。
第4位 ヴーヴ・デュ・ヴェルネ ブリュット
金賞常連の格安フランス産スパークリング。
ヴとデュとヴェは普段なかなか言わないので何度も言いたくなります。そして唇がかゆくなりそうです。
第5位 トォー!
思わず言いたくなる!?濃厚な果実味がたまりません。ビックリマーク「!」までが商品名です。
トォー!
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- イタリア
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白
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2021
Azienda Agricola di Lenardo
アジィエンダ・アグリコーラ・ディ・レナルド
TOH!
トォー!
750ml, 1,850 yen
こちらの商品は現在取り扱いがございません
第6位 ボーガン イン ボーガンディ白
生産者の"気取らずに"という思いがこもった1本!
バッグインバッグみたいでリズムがいいですね。
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- フランス
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白
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NV
Mark Haisma
マーク・ハイスマ
A Bogan in Bogandy Blanc
ボーガン イン ボーガンディ白
750ml, 4,700 yen
こちらの商品は現在取り扱いがございません
第7位 クレメンタイン ブラッシング ミニー
愛娘の名前が入った愛溢れるワイン。
髪が長い女の子なのでしょうか。ブラッシングに引っ張られました。
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- オーストラリア
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ロゼ
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2021
Logan Wines
ローガン・ワインズ
Clementine Blushing Minnie
クレメンタイン ブラッシング ミニー
750ml, 2,300 yen
第8位 バルミニョール アルバリーニョ
まさに夏に飲みたいミネラル系白ワイン!
ニョが2回出てきてる辺りが小気味よいです。パルミジャーノレッジャーノが食べたくなります。
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- スペイン
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白
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2021
Adegas Valminor
アデガス・バルミニョール
Valminor Albarino
バルミニョール アルバリーニョ
750ml, 2,500 yen
こちらの商品は現在取り扱いがございません
第9位 ラ・ダンサ マルベック
飲むと踊り出す!?フレッシュで飲みやすい!
これは、サ●ンサタバサを彷彿させるネーミングです。
第10位 アルザス グラン・クリュ リースリング ペルシベルグ オーテル ヴィエイユ・ヴィーニュ
名前は覚えられないが、味は超一級品!贅沢をしたいときにぜひ。
一息でいえる人と噛まずにいえる人がいるんでしょうか。
いかがでしたか。いくつ言いたくなるワインが合ったでしょうか。たまには名前の勢いでワインを選んでみるのも楽しいかも入れません。
ではまた次回もお楽しみに。