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【シネマ×ワイン】ポジティブになりたいときの映画と歌『ヘアスプレー』とスタイルフリーの缶ワイン「カンヴァス」

【シネマ×ワイン】ポジティブになりたいときの映画と歌『ヘアスプレー』とスタイルフリーの缶ワイン「カンヴァス」

映画好き&ワイン好きのライターがおくる「シネマ×ワイン」。元気を出したいときにおすすめのミュージカル映画と、ポップな見た目が『ヘアスプレー』にぴったり!自由なスタイルで楽しめるスペイン産の缶ワイン。落ち込んだ時に試してほしいマリアージュ。

みなさまこんにちは。アラサー趣味人こと、ささみです。
365日、常に明るく前向きな自分でいることはとても難しい……と思ってしまうのは、きっと私だけではないはず。
人間ですから、ご家庭の都合やお仕事が忙しかったり、心や体が整わなかったりと、生きていればストレスを感じることだってありますよね。。。

みなさんは、そんなときに聴く歌を持っていますか?
答えがイエス! の方も多いと思います。
ミュージカルが大好きな私のお気に入りは、『Wicked』の “Defying Gravity” 、『Kinky Boots』の “Raise You Up / Just Be” 、2021年に映画化もされた『Dear Evan Hansen』の “You Will Be Found” など。

なんとなく調子が出なかったり、落ち込んだりしたときには、ミュージカルスターたちのパワフルで感情のこもった歌に、いつも元気をもらっています。 上に書いた曲たちは、もし物語を知らなくても、最高にハッピーになれて、あたたかくて励まされる(そして泣ける!)曲ばかりですので、ぜひお試しで聴いてみてください。

前置きが長くなってしまいましたが、今回の「シネマ×ワイン」では、元気を出したいときにおすすめのミュージカル映画『ヘアスプレー』と、ぜひ一緒に飲みたい缶ワイン「カンヴァス」をご紹介します。

ポジティブになれる歌がたくさん! 映画『ヘアスプレー』のあらすじ

2007年に公開されたミュージカル映画『ヘアスプレー』。
今までに何度観たのだろう? と思うくらい、繰り返し観ている映画です。

何といっても、『ヘアスプレー』の魅力はポジティブ・パワーがたっぷり詰まっていること。
少しだけ、そのストーリーをかいつまんでご紹介します。

舞台は1962年のアメリカ、ボルチモア。まだまだ黒人差別が色濃く残る時代です。
主人公のトレイシーは、おしゃれとダンスが大好きで、天真爛漫な性格の、ビッグサイズの女の子です。ティーンの間で人気のテレビ番組、「コーニー・コリンズ・ショー」に出演することが夢で、オーディションに挑戦しますが、太っていることを理由に落とされてしまいます。

その日、オーディションへの参加により学校に遅刻したトレイシーは、バツとして居残りをさせられてしまいます。居残り組の教室で出会った黒人の生徒たちからR&Bのステップを習い、持ち前の明るさですぐに仲良くなったトレイシー。その様子を見た「コーニー・コリンズ・ショー」の人気メンバー、リンクの紹介で、トレイシーは番組に出演できることに! TV出演をきっかけに一躍人気者になるトレイシーでしたが、なかなか順風満帆にとはいかず……? といった内容です。

いつまでも大切にしたい物語と歌

『ヘアスプレー』の見どころは、一口には言い切れません。
ハッピーで楽しいだけでなく、ずっとずっと大切にしたいテーマがたくさんちりばめられています。

主人公・トレイシーとリンクの恋模様はもちろん、娘も自分もビッグサイズであることを恥ずかしく思うトレイシーの母・エドナが「そのままの自分を認めてあげること」の大切さに気づくまでの様子はとても愛おしく、「人はありのままで愛されていいんだ」と、なんだか救われた気持ちにしてくれます。

そのほか、物語の中では「コーニー・コリンズ・ショー」に関わる大人たちの派閥争いや、トレイシーの親友・ペニーと黒人の男の子・シーウィードの恋などを通して、人種差別の問題についても描かれます。

すべての問題が解決し、全員で名曲“You Can’t Stop the Beat”を歌い踊りながら喜びを分かち合う、まさに大団円と言うにふさわしいラストシーンは、感動的かつ幸せで、観客でありながら、彼らと一緒に思うままに歌って踊りたい! と、映画を観る前は落ち込んでいたことも忘れて、ワクワクしてしまう名場面です。

ミュージカルと言えば歌ですが、そのほかのナンバーも、名曲ぞろいで聴きごたえ抜群! 明るい気持ちになれる歌が、きっと見つかるのではないかと思います。

カラフル&新感覚! スペイン産のハイクオリティ缶ワイン「カンヴァス」

映画『ヘアスプレー』と一緒に楽しみたいのは、個性的なラベルデザインが魅力的なスペイン産の缶ワイン「カンヴァス」(デ・ハーン・アルテス社)。
赤、白、ロゼと3種類あるのですが、テーブルの上に置くだけで、不思議とテンションが上がってしまうワインです。
このカラフルなデザインが、『ヘアスプレー』の60年代アメリカファッションと重なって、映画を観る気持ちを盛り上げてくれます。

「缶ワイン」と聞くと、「あんまりクオリティが高くないんだろうなあ~」と思っていましたが、この「カンヴァス」は違いました。
中身は、デ・ハーン・アルテス社がもともと瓶で販売するために造っていたワインと全く同じ。容器が缶に変わっただけで、その味わいと品質は瓶に入れられたワインと何ら遜色はありません。

「カンヴァス」は、赤・白・ロゼ3種類ともスペインの地ブドウを100%使用しています。
ガルナッチャ・ブランカ100%で造られる白ワイン「カンヴァス ガルナッチャ・ブランカ」は、フルーティで柔らかい飲み口が魅力。

ガルナッチャ100%で造られるロゼ「カンヴァス ピンク」は、ペールピンクの色合いがキュートで、スペインらしい生き生きとした果実味を楽しめます。

最後にガルナッチャ100%の赤ワイン「カンヴァス ガルナッチャ」は、ジューシーでスパイス感があり、情熱を感じる味わいです。

缶ワイン「カンヴァス」と映画『ヘアスプレー』を合わせたい理由

「カンヴァス」がおすすめなのは、ポップな見た目が『ヘアスプレー』にぴったりなのはもちろん、他にも3つの理由があります。

1. 「缶」が、地球にも人にも優しいサステナブルな素材だということ

缶は100%リサイクルが可能であり、その特性を失うことなく再利用ができる容器。さらに、通常ワインの入れ物として使われているガラス瓶に比べて軽量で、輸送時のCO2排出量も抑えることができます。
生産者のデ・ハーン・アルテス社は、サステナブルな取り組みを高く評価され、スペイン国内のコンクールで「ベスト・オーガニック・プロジェクト賞」を獲得したワイナリーであり、実は「カンヴァス」もオーガニック認証&ヴィーガン認証を取得しています。

2. いつでもどこでも、誰とでも、グラスがなくても自由に楽しめること

軽くて持ち運びやすく、プルトップで開栓も簡単。250mlと小さめなので、冷蔵庫でもすぐに冷えますし、キャンプなどのシーンでも温度調整が簡単です。
ワインはグラスに注いで飲むのももちろんいいものですが、缶ならもっとカジュアルに楽しめます。そのまま缶から飲んでもOKですし、グラスに注いでより香りを楽しむのも素敵です。まさに、スタイルフリーなワインと言えます。

赤・白・ロゼの3種類から、その日の気分に合わせて味わいを選べること

見た目で選んでもよし、一緒に楽しむ食事から選んでもよし。飲みきりサイズなので、750mlボトルのように、余ったらどうしよう……と不安にならずに済みます。
大人数なら何種類かボトルを開けられますが、一人でも、少人数のときも、つい複数のワインを飲みたくなってしまうのは、ワインラバーあるあるですよね。。。そんなときに、小容量の缶ワインはとても便利です。

「人に優しく」「自由で」「選択できる」ところが魅力の「カンヴァス」。 ワイナリーが掲げる、“Life Style Change”=ワインはもっと自由でいい、というコンセプトも、様々な人が自由を求める『ヘアスプレー』の物語と重なります。

映画『ヘアスプレー』より、“Good Morning Baltimore”の思い出

最後に、『ヘアスプレー』に関する思い出話を一つご紹介させてください。

2020年1月、まだ新型コロナウイルス感染症の影響がほとんどなかった最後の季節に、ミュージカルスターのシンシア・エリヴォさんの来日コンサートに行きました。 その際、ゲストとして共演されていたのが、三浦春馬さんとマシュー・モリソンさんでした。ミュージカルの名曲を中心に、三人の素晴らしい歌声が響き渡る、とても幸せな時間でした。

コンサートの中で、マシュー・モリソンさんが披露してくれた楽曲の中に、映画『ヘアスプレー』のメドレーがありました。『ヘアスプレー』にはブロードウェイ・ミュージカル版もあるのですが、マシュー・モリソンさんはブロードウェイでリンク役を演じられていたことがあります。

あの日、マシュー・モリソンさんが主人公の女の子、トレイシーになりきって歌ってくださった“Good Morning Baltimore”はとてもキュートで、忘れられない思い出になりました。貴重な時間を過ごすことができた、と今でも思い出すたびに心が動きます。

まとめ

映画『ヘアスプレー』と、自由なスタイルで楽しめる缶ワイン「カンヴァス」のペアリング、いかがでしたでしょうか?

なんだか疲れたな。。。 と思ったときにも、「カンヴァス」を飲んで、『ヘアスプレー』を観れば、最後には名曲 “You Can’t Stop the Beat” で歌い踊り元気になっているはず!

生きているといろいろなことがあるなあ……と考えてしまうとき、よく
「おちこんだりもしたけれど、私はげんきです」(映画『魔女の宅急便』のキャッチコピーより引用)
このなんともすがすがしいキャッチコピーを思い出します。

お気に入りの歌を聴いたり、映画を観たり、ワインを飲んだり、体を動かしたりと、そのときそのときにできる範囲で、うま~く自分をケアしてあげたいものです。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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