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ワインのキホン

ビジネスシーンに役立つ!やってはいけないNGワインマナー

ビジネスシーンに役立つ!やってはいけないNGワインマナー

商談や会食等ビジネスの場で、ワインのマナーに困ったことはありませんか?ディナーや接待でワインを選ぶ際、ちょっとした知識とマナーがあなたの印象を大きく左右します。しかし、知らず知らずのうちにやってしまうNGマナーも少なくありません。そこで今回はビジネスシーンでワインを楽しむためのポイントと、避けるべきNGマナーについて紹介します。こちらを読んで商談をスムーズに進めましょう!

ビジネスシーンでのワインの役割

ビジネスの世界では、接待や会食が成功のカギを握ることも少なくありません。そんな大切なシーンで、一つの「コミュニケーションツール」としてワインを活用することがあると思います。ワイン選び一つで、あなたのセンスや相手への配慮が伝わり、ビジネス関係が深まるかもしれません。

ビジネスディナーでワインを選ぶ際には、まず相手の好みがわかっていれば、それに合わせるのがベスト。わからなければ、食事に合わせやすいワインを選ぶのが無難です。そして、ワインを楽しむ際のマナーを守ることで、あなたの印象がぐっと良くなります。

ビジネスディナーやちょっとした集まりで、ワインを楽しむのは素敵なことですが、知らず知らずのうちにやってしまいがちなNGマナーがいくつかあります。これらを避けることで、より洗練された印象を相手に与えることができますよ。

ワインを飲む際のNGマナー

最初に濃いワインを頼む


ディナーのスタートでいきなり濃厚な赤ワインを選ぶのは避けましょう。料理の味を楽しむためにも、軽めの白ワインやスパークリングワインから始めるのがおすすめです。

香りの強い香水をつける


ワインの楽しみの一つはその香り。強い香水はワインの香りを消してしまうだけでなく、周囲の人のワイン体験にも影響を与えます。控えめにしましょう。

ワイングラスのボウルを持つ


ワイングラスは、脚(ステム)を持って飲むのが正しいマナー。ボウルを持つと、手の温度でワインが温まり、味わいが変わってしまう可能性がありますし、グラスに指紋がついて汚れてしまします。

乾杯の時グラスを当てる


繊細なワイングラスは、ぶつけると破損のリスクがあります。乾杯の際は、グラスを軽く持ち上げるだけで十分。目を見て乾杯しましょう。

必要以上にスワリングをする


ワイングラスを回すスワリングは、香りを引き出すために有効ですが、やりすぎは禁物。熟成されたワインは酸化が進んでしまいます。また、回した際に周囲にこぼさないよう配慮しながら行いましょう。

料理を食べた後口を拭かずにワインを飲む


料理の油分が唇に残っていると、グラスが汚れてしまいます。ワインを飲む前には、ナプキンで軽く口元を拭くのが良いマナーです。

ソムリエに丸投げする


「お任せします」と一言で済ませるのではなく、予算や好み、料理との相性など、少しでも情報を提供しましょう。ソムリエもあなたに合ったワインを選びやすくなります。

ワインを継いでもらう際グラスを持ち上げる


ワインを注いでもらう際は、グラスをテーブルに置いたままでOK。持ち上げると、注ぎにくくなってしまいます。

ワインをひたひたに注ぐ


ワイングラスなら全体の3分の1、シャンパングラスなら約6~7分目まで注ぐのが一般的です。グラスが溢れるほどに注ぐと、飲みにくくなりますし、ワインの香りを楽しむ余地も減ってしまいます。

手酌をする


ワインを自分で注ぐ行為、いわゆる手酌は避けましょう。特にフォーマルな場では、サービススタッフやソムリエが注ぐのを待つのがマナーです。

女性にワインを注がせる


西洋のワイン文化では、レディファーストの精神が根強く、女性にワインボトルを持たせて注がせることは避けましょう。特にビジネスの場では、男性が女性に先んじてワインを注ぐことが礼儀とされています。

ただし、カジュアルな場面ではそこまで厳密に守る必要はありませんし、よりフォーマルな場で意識してください。

ワインを楽しむための会話術

ワインはただ飲むだけでなく、その背景や物語を共有することでさらに楽しむことができます。特にビジネスの場では、ワインにまつわる会話で、関係を深めるきっかけとなることも。ここでは、ワインを楽しむための会話術として、ワインに関する基本的な知識とビジネス会話に役立つワインの話題をご紹介します。

ワインに関する基本的な知識


ワインについて会話をする際、最低限知っておきたいのは以下のポイントです。

  • 主要なワイン産地:フランス、イタリア、スペインなど、ワインの主要な産地とその特徴を押さえておきましょう。
  • ワインの種類:赤、白、ロゼ、スパークリングなど、基本的なワインの種類とその特徴を理解しておくと会話が広がります。
  • ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨンやシャルドネなど、よく知られたブドウ品種とその味わいの特徴を覚えておくと便利です。

ビジネス会話に役立つワインの話題


  • ワインのエピソード:特定のワインにまつわる興味深い話や歴史的なエピソードを一つでも知っていると、会話が一層豊かになります。
  • 最近のトレンド:オーガニックワインやナチュラルワインなど、最近のワイントレンドに触れることで、話題に新鮮さをもたらすことができます。
  • パーソナルなワイン体験:自分が訪れたワイナリーや記憶に残るワイン体験を共有することで、会話に個人的なタッチを加えることができます。

ビジネス会話において、ワインの話題を自然に行うことでアイドリングの役割があると思います。ただし、相手がワインに興味がない場合は、強引に話題を続けず、他の話題に切り替える柔軟性も大切です。

ワインを楽しむための会話術を身につけることで、ビジネスの場でもプライベートでも、より豊かなコミュニケーションが可能になります。基本的なワインの知識を持ち、時にはワインの話題を取り入れて、交流の機会をより楽しんでみてください。

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