ランブルスコの歴史を変えた“単一年、単一畑”の「コンチェルト」
1970年代にアメリカで一大ブームを巻き起こしたランブルスコ。
キアンティと並んでイタリアから世界へと輸出が拡大したワイン銘柄の先駆けとなりましたが、質の悪いランブルスコが市場に出回った結果、「安くて粗悪な酒」というイメージが定着してしまいました。
そんな悪いイメージを払拭しようと立ち上がったのが、メディチ・エルメーテです。
同社は品質向上こそがイメージ改善の最善策と考え、ランブルスコとして初めて単一畑の概念を取り入れ、大幅な収量削減と手摘み収穫により、質の高いランブルスコを生み出しました。
こうして1993年をファーストヴィンテージとして誕生した「コンチェルト」は、ランブルスコ史上初となる最高評価「トレ・ビッキエーリ」(イタリアの有名評価誌『ガンベロ・ロッソ』)を獲得しました。
メディチ・エルメーテは、その後も品質の高いランブルスコを造り続け、多くの賞を受賞し、エミリア・ロマーニャ州で最も成功したランブルスコの造り手として確固たる地位を築きました。
メディチ・エルメーテの歴史やランブルスコの商品ラインナップはスペシャルサイトでご紹介しています。
生産者:メディチ・エルメーテ
かつてフィレンツェで権力をふるった大地主メディチ家のうち、ワイン造りを志しエミリア・ロマーニャ州へ移った一人がこのワイナリーの初代と言われています。
収穫量を規定より格段に落とした単一畑のブドウを使用し、『ガンベロ・ロッソ』をはじめとした国内外のワイン専門誌で高い評価を得ているワイナリーです。
商品情報:コンチェルト ランブルスコ レッジアーノ セッコ 30周年記念ラベル 2023
・産地:イタリア レッジアーノD.O.C.
・ブドウ品種:ランブルスコ・サラミーノ100%
・アルコール度数:11.5%
・味のタイプ:赤弱発泡 辛口
・容量・入数:750ml×12
・希望小売価格:2,700円(税別)
・発売時期:2024年11月20日
コメント
フレッシュブルーベリー、カシスなどの、ベリー系の新鮮果実溢れるアロマ。優しい泡立ちと共に果実味のふくよかな風味が口に広がり、程よいタンニンとのバランスが絶妙です。