【同志社女子大学 薬学部教授 杉浦伸一 先生のコメント】
病気と老化に影響する糖化に焦点を当て、予防医学としての食品成分の臨床応用について研究しています。
これまで、イチゴやトマトなど様々な食品成分が体内の糖化を抑制できることを検証してきました。
本研究は、ワインを好む人々が若々しいことに注目し、探索的にワインの抗糖化作用を調査した結果、赤ワインの多くに強力な抗糖化作用があることを発見しました。
このように、食品の成分と糖化の関係を明らかにしていく研究は、食生活を通じて予防医療に貢献するものと考えており、飛躍しすぎかもしれませんが、国民の医療費抑制にもつながるものと考えています。
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