Craft Sake
金紋秋田酒造株式会社
秋田県
海外からも注目される、既存概念を越える酒を醸す蔵
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- 秋田県大仙市藤木字西八圭34-2
新たな時代に向け、新たな酒質を提案する酒蔵
1939年に現金紋秋田酒造酒造の前身の「秋田富士酒造店」が設立、その後県内7社の卸問屋と協力し1973年「金紋秋田酒造株式会社」が設立されました。
当初は、地元に供給する地酒生産が主体でしたが、1989年に現社長の佐々木孝氏が先代より蔵を引き継がれ、社長就任。
佐々木社長は蔵内にある数々の古酒をなにか活用したいとブレンド古酒の開発から旨味と酸の絶妙なバランスをもつ純米原酒の製品化など新たな酒質を提案する酒蔵へとその酒造りの姿勢を変えていきました。
驚きと感動のある酒造り
蔵で造り出されるお酒は非常にユニークで、固定観念を超えた斬新さが求められますが、柱となっているのは「旨み」です。
菅原杜氏を中心として斬新で柔軟なお酒造りにに挑戦し、驚きと感動のある酒造りを行っています。
菅原杜氏 Chief Brewer Sugahara
国内屈指の米どころ大仙市
金紋秋田酒造のある大仙市は、奥羽・出羽などの山々に囲まれ、雄物・横手川に面した内陸の盆地部分にあります。
ここは鳥海山から流れ出る雄物川の豊かな水に支えられた県内一の穀倉地帯でもあります。
国際的な品評会で「チャンピオンサケ」を受賞
商品開発に取り組んだ佐々木氏は、現代化する日本の食生活の変化に注目しました。
あっさりした和食から油を使う変化、旨味を意識した料理へ変遷している点に着眼してワインのように「食とのコラボレーション」を意識します。
そしてできたのが「熟成古酒 山吹シリーズ」。
「熟成古酒 山吹1995」は、熟成酒の先進国イギリスで開催された国際的な品評会「インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)2009」で初出品ながら最高ランクの「チャンピオンサケ」を受賞。
その後も、麹を通常の三倍量使用した三倍麹仕込みの純米酒や白麹を使用した純米原酒などで数々のタイトルを受賞し続けています。