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Craft Sake

熊澤酒造株式会社

神奈川県

湘南に残された唯一の蔵元

神奈川県、海を臨む湘南の地で酒造りを通して地域文化を発信する蔵元

サザンビーチまで5km弱、数々の歌や物語の舞台としても知られる湘南の地、神奈川県茅ヶ崎市の北部に所在する蔵元です。

 

「よっぱらいは日本を豊かにする。」という社訓を掲げ、湘南に残された唯一の蔵元として、明治5年の創業以来、150年間にわたりひたむきに日本酒を造り続けてきました。現在では、日本酒だけでなくクラフトビールの醸造も行い、ファンを魅了しています。

 

彼らの取り組みは、単なる酒造りには留まりません。蔵の敷地内には、和食レストラン「天青」、イタリアンレストラン「MOKICHI TRATTORIA」の他、ベーカリーカフェや地元の作家さんの作品の展示販売している「okebaギャラリーショップ」が立ち並びます。

また、蔵元敷地以外にも、茅ケ崎駅が最寄駅となる「MOKICHI FOODS GARDEN」、藤沢店「MOKICHICRAFTBEER」、2022年12月には鎌倉長谷に「MOKICHIKAMAKURA」があり

それぞれ大正時代の酒蔵や築450年の古民家を移築したもの、戦前から続いた木造の精麦工場に旧加圧ポンプ場などの古い建物を再利用した施設が多く、独自の空間を創り出しています。

 

地元の人々や観光客でにぎわう熊澤酒造は、まさに地域文化の中心地。

「そこに蔵元があることで、人々の暮らしが豊かになり、独特の文化が生まれる。その文化は成熟し、100年、200年後にも受け継がれていくことを、僕たちは願っています。」と語る彼らの思いを体現する場所です。

 

 

米も水も造り手も、全てが「湘南育ち」。クラフト精神を次世代につなぐ地元の名手とのコラボレーション

熊澤酒造が大切にしているものは、地域に根ざした「ものづくり」。地域の誇りとなる酒造りはもちろん、人々がそこに集い、酒を酌み交わし、何かを生み出す磁力を持った場所であることを彼らは一心に目指しています。明治5年の創業以来、ずっと守り続けてきたその精神への共感のもと、「おふしょあ」は造り上げられました。

 

おふしょあに使われている「お米」も「お水」も「造り手」も、全てが「湘南育ち」。まさに、湘南の風土を余すところなく表現したお酒です。

 

更に、このお酒をプロデュースしたのは、湘南エリアの出身者や、サーフィンのために湘南に通うサーフィン好きなど、「湘南」にゆかりのあるモトックス社員5名。熊澤酒造が生み出す「キレが良く、ほんのり塩味や酸味を感じる爽やかな味わい」と、愛する湘南の空気や魅力を伝えるべく、プロジェクトチームが立ち上げられました。

 

富士を望む湘南のビーチと、今まさに吹いてきた海風を受けて立つサーファーの女性が描かれた、湘南の風景そのもののラベルデザインもお楽しみください。

 

 

ラベル ラベル

「オフ」を楽しむお酒「おふしょあ」

熊澤酒造のある湘南エリアは、サーフィンに適したビーチとしても名高く、海沿いには数々のサーファーショップが立ち並び、サーフボードを積んだ自転車で移動するサーファーの姿もよく見られます。

 

「オフショア(off shore)」とは、サーフィン用語で「陸から沖に向かって吹く風」を意味します。オフショアの風が吹く時、波の形は綺麗に整えられ、サーフィンをするのに最適な波が作られます。「おふしょあ」の商品名に込めた一つ目の願いは、「オフショアの風のように、このお酒もおふしょあを飲む人も、外の世界へ向かって自由に羽ばたいてほしい」というもの。湘南ビーチを吹き抜ける海風を、キレが良くほんのり塩味を感じさせる味わいで表現しました。

 

商品名のもう一つの由来は、「オフ」という文字に込められています。オン、オフという言葉があるように、「オフ」は「休暇」や「スイッチが切られた状態」などの意味を持ちます。

 

日常の様々なストレスを「オフ」し、自然体に戻る時間にそっと寄り添いたい。湘南の風土を丸ごと楽しめる爽やかな味わいで、「オフの時間」を満喫してほしい。

 

そういった願いを込めて、「おふしょあ」と名付けられました。

 

 

湘南 湘南

地元農家や地域社会へのたゆまぬ貢献

熊澤酒造では、地域で栽培される農産物を使ったお酒やビールの開発、ソーセージづくりや自社製品の開発などを行なっています。地域農家とのプロジェクトが始まってからはすでに20年が経ちました。敷地内では地元農家の方が日替わりでとれたてのお野菜等を販売するGreenMarketを開催。酒造りだけでなく、熊澤酒造のあるこの地域そのものを魅力的にしていくことが、結果として地域貢献につながっていくと、熊澤酒造は考えています。

 

2012年には地域の仲間と「あなたを幸せにするジブンノモノサシ」をテーマに学びの場として「暮らしの教室」を開校、2018年には蔵の裏山で従業員の子供たちを中心に近隣の子供たちを預かる場を作るため「地域で育てる森の保育園 ちがさき・もあな保育園」を開園するなど、地域社会の発展に力を尽くしています。