Craft Sake
秋田酒造株式会社
秋田県
若い力で醸す「秋晴れする酒」
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- 秋田県秋田市新屋元町23番28号
明治時代に初代が造り上げた酒蔵
秋田酒造株式会社の前身である國萬歳酒造は明治41年に初代・川口新助が創業。日露戦争に勝利したことを記念し「國萬歳」と命名されました。その後、企業合同により、現在は「秋田酒造株式会社」として酒造りを行っています。
ラベルに込めた「はれのち晴」の想い
日本酒を堅苦しく考えてしまいがちな方々に手に取ってもらえるよう、鮮やかさ、可愛らしさにこだわってデザインしたこのラベル。
スカッと晴れた爽やかな青空をイメージさせる、フレッシュな香りと飲み心地をラベルで表現出来るよう、色彩や配色・配置にこだわって作成しました。
青空を見つめるつぶらで純な瞳の秋田犬は、クリアな酒質と前向きな姿勢の表れ。
今日が明け、つぎの日がさらに素晴らしい日になる。そんな前向きな思いを表現しました。
秋田晴のふるさと、新屋
秋田酒造のある秋田市新屋。
雄物川の河口に位置したこの土地は、船着き場あったことから、上流で栽培された良質の酒米が手に入り易く、最盛期には12軒もの酒蔵をはじめ、味噌・醤油などの蔵も点在する醸造で栄えた土地でした。
また新屋は、地下水が非常に豊富で、湧水や井戸が多く、豊かな水資源に支えられた土地でありました。
新屋の水は、秋田の酒造りに適した中硬質の水質が特徴的です。
その井戸水から醸すお酒は、「秋晴れする酒」(少し熟成をかけても美味しい酒)として、日々地元の方々に楽しまれています。
古くから良質な米・水が手に入る新屋の土地でこの「はれのち晴」は造られています。
秋田オリジナルの酒米「吟の精」への特別な想い
「秋田県独自の、 吟醸酒の製造に適した酒米品種」育成への要望が高まり、秋田県農業試験場で1983年に育成開始、1993年に品種登録されました。
現社長の祖父にあたる川口氏が開発に携わった「吟の精」には特別な思いを込めて、この酒米を使った酒造りが続けられています。
若い世代が企画し、新たな世代で醸すお酒
はれのち晴れの初ビンテージとなる2020年は、秋田酒造の杜氏が熟練の加藤貢氏から小舘巌氏へと代替わりした年となりました。
小舘杜氏の新たな門出と共に、モトックスの平均年齢30歳程度の若い世代が企画を練り上げ、ラベルデザインやコンセプトを考えて作り上げたのがこの「はれのち晴」。
古き良きものを踏襲しつつ、新しい感覚や価値観を取り入れ、時代に寄り添ったお酒を開発しました。