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Craft Sake

鯉川酒造株式会社

山形県

幻の米「亀の尾」復活に尽力。地元産にこだわって醸す蔵

300年の歴史の上にある「地酒」蔵

江戸時代の享保10(1725)年山形県庄内地方にて創業。以来300年近くに渡り「地酒」造りに力を注いできました。幻の米「亀の尾」をはじめとする地元の米、名峰月山の伏流水、地元の蔵人。これが鯉川の酒のシンプルかつ本質的なこだわりです。

幻の米「亀の尾」発祥の地だからこそ

日本酒を多くの人に広げるきっかけをつくった名作漫画の一つに「夏子の酒」が挙げられます。ここに登場する「幻の米」こそ、鯉川酒造の所在地:余目が発祥とされる「亀の尾」です。この幻の米を余目で復活させ、そのうえで酒とする大きな動きの立役者となられたのが鯉川酒造、佐藤社長です。

ワインを学んだ蔵元、だからこそこだわる「ワイン樽熟成日本酒」

11代目当主の佐藤一良氏は、国内ワインメーカーで営業及びマーケティングを経験され、フランス現地でもワインを学んでこられました。ワインを知るからこそワインと同じ醸造酒:日本酒にもこだわりを見出してきました。日本酒をワイン樽で熟成させようという「Craft Sake」試みは、モトックスからそんなワインへの情熱ももちあわせる佐藤社長に最初に相談させて頂きました。佐藤社長の広い人脈から日本酒関連、ワイン関連の研究者たちをも巻き込み鯉川酒造の辛口熟成タイプの日本酒にワインのエッセンスの加わった新たな酒「ハレギ鯉」はこうしてできました。