- イタリア プーリア
アジィエンダ・アグリコーラ・コンティ・ゼッカ
Azienda Agricola Conti Zecca
プーリア高評価ワインを生んだパイオニア「コンティ・ゼッカ」
伝統と革新。伯爵家によって所有される、由緒あるワイナリー
プーリア州サレント半島に昔から侯爵家として門を構え、ワイン造りにおいては500年以上の歴史を持つゼッカ家。この地ならではの土着品種の個性を最大限に活かし、NEROをはじめとしたワインを造っています。広大な自社畑で出来た高品質なブドウは、プーリアでもトップ・クラスと評されるワインを生み出し、多くのファンを魅了しています。イタリアを代表するワイン評価紙ガンベロ・ロッソ誌で最高評価であるトレ・ビッキエーリを10回獲得したスターワイナリーはプーリア州で8ワイナリーのみ(2020年現在)ですが、コンティ・ゼッカはそのパイオニアです。
プーリア高評価ワインのパイオニア「NERO」
ネロを造った理由は、土着ブドウ、ネグロアマーロのポテンシャルを知らしめること、そしてコンティ・ゼッカのエステートの大いなる力を、世界中に知らしめることでした。長い間、ネグロアマーロは厚みに乏しい北部ヨーロッパのワインに肉つきを与えるためブレンドされていました。「ネロ コンティ・ゼッカ」は、そのネグロアマーロの価値を世界中のワイン愛好家に再発見して頂き、評価してもらいたいという想いで造られました。また、よりインターナショナルなワインになるべく、世界中で認知されているカべルネ・ソーヴィニヨンをブレンドすることに決めました。このブレンドは見事にお互いの個性を高めあい、完璧に融合しました。
当時のラベル
月夜に飲みたい!?「LUNA」とは
「サレント地方は偉大なる赤ワインと最高の白ワインの両方を造ることが出来る例外的なワイン生産地だと思っています」とエノロゴのアントニオ・ロマーノ氏は語ります。「コンティ・ゼッカのセレクション・シリーズの熟成型赤ワインはすでに世界中に知られていますが、白ワインではそのタイプのものがありませんでした。それでしっかりとした厚みのある、かつイキイキとした素晴らしい白ワインをどうしても造りたかったのです。バリック内で発酵・熟成というこの手法はプーリア州にはその伝統はなく、確かに北イタリアの伝統ですが、それをコピーしたということは全くなく、CONTI ZECCA社のキャパシティーを表現したワインだと思っています。」
ちなみに、LUNAとは月の意味。サレント地方の星降る青い美しい月夜を連想して頂けるよう、この名前にしました。
2つ目のエステート「カンタルピ」
カンタルーピ・エステートはDOCサリチェ・サレンティーノ地区の心臓部に位置しますので、そのエリア象徴するようなワインを造りたいと思いました。セパージュは伝統にのっとり、ネグロアマーロを主体に、ボディを与えるマルヴァジア・ネーラをブレンドする形で造りました。