- フランス ボルドー
シャトー・マルキ・ド・テルム
Chateau Marquis de Terme
テルム侯爵の名前がつけられたシャトー
トマス・ジェファーソンも賞賛したシャトー
1762年、ペギヤンの領主だったテルム侯爵が結婚によりシャトーのオーナーとなった事から、後々、シャトーは『マルキ・ド・テルム(=テルム侯爵)』と名付けられる事になりました。
1787年には、その後のアメリカ大統領になるトマス・ジェファーソンが、ボルドーを訪れた際に、試飲した中で、6番目に最良のワインだと位置づけた、と言います。1855年の格付けには4級に選定されます。
一族は120年間シャトーを守りましたが、その後、オーナーは転々としました。1935年、ピエール・セネクローズ氏がシャトーを購入し、以来、セネクローズ家が継続してシャトー運営にあたっています。2009年からは、シャトーの管理はルドヴィック・ダヴィッド(Ludovic David)氏に任され、ダヴィッド氏は様々な最新の技術も取り入れながら改革を行っています。
所有面積
39ha
年間平均生産量
130,000本
ルドヴィック・ダヴィッド氏による改革
35haのシャトーの畑はマルゴーの集落の少し南の斜面に位置しています。
畑にはカベルネ・ソーヴィニヨン60%、メルロー35%、プティ・ヴェルド5%が植えられており、畑は区画別に管理する事で、エコロジーと環境のバランスに配慮しています。
熟成は16ヶ月前後で、新樽の使用比率は50%です。
【シャトーのラインナップ】
ファーストに加え、セカンドワインとして、ラ・クーロンヌ・ド・マルキ・ド・テルム(La Couronne de Marquis de Terme)を造っています。