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フランス
フランス ボルドー

シャトー・オー・バージュ・リベラル

Chateau Haut Bages Liberal

若き女性オーナー、クレール・ヴィラール・リュルトン氏の才覚が光るシャトー

ボルドーの銘家、クルーズ家の大掛かりな改植で息を吹き返す

18世紀初頭にこのドメーヌを創り上げたリベラル家は、その後、数世代にわたってポイヤックの最良のテロワールの数々を併合していきました。そして、1855年のメドックの格付けで5級に格付けされます。

 

その後、世界恐慌、世界大戦、病疫と厳しい時代が続き、シャトーも荒廃しますが、1960年にシャトー・ポンテ・カネの所有者でもあったクルーズ家が大掛かりな改植プログラムを実施した事でその若さを取り戻しました。

 

1983年にはヴィラール・メルロー家が所有者となり、美しい畑は往年の輝きを取り戻していきました。メルロー家はシャトー・フェリエールも所有しています。

所有面積

30ha

年間平均生産量

120,000本

若きクレール・ヴィラール・リュルトン氏がシャトーの再興に取り組む

ジロンド川の河口を見下ろす敷地は、30haの面積を有しています。畑の半分は、シャトー・ラトゥールと並んで、石灰質のマールに砂礫が堆積した土壌に位置しており、残りの半分は厚く砂礫が堆積した土壌で、バージュの台地に位置しています。

 

オーナーのクレール・ヴィラール・リュルトン氏は2001年にセラーを全面的に改修し、2017年から第二期の改修に入っています。また、テロワールを生かすために自然環境に配慮し、ビオディナミ農法を導入しました。栽培されているのは、カベルネ・ソーヴィニヨンが70%、メルローが30%。

 

セラーは16基のコンクリートタンクと、16基のステンレスタンクがあり、全て完全温度管理されています。容量のサイズは多岐にわたり、品種、樹齢、区画、小区画、様々な異なるキュヴェを分けて発酵を行うことが可能になります。

 

2001年に全面的に改修されたセラー 2001年に全面的に改修されたセラー

熟成は熟成は16〜18ヶ月(新樽使用40%)で、貯蔵セラーは温度15〜16度、湿度80%に管理されています。

 

そして、収穫の翌年の最初にブレンドを行います。清澄には伝統的に卵白を使い、フィルターは行わず、ボトリングされます。

 

エリック・ボワスノ氏がコンサルタントを務めています。

 

理想的な環境で熟成を 理想的な環境で熟成を

【シャトーのラインナップ】

ファーストワインに加えて、セカンドワインが作られており、新樽比率15%で熟成12ヶ月。セカンドワインは、ラ・シャペル・ド・バージュ(La Chapelle de Bages)、ル・ポイヤック・ド・オー・バージュ・リベラル(Le Pauillac de Haut-Bages Liberal)、 ラ・フルール・ド・オー・バージュ・リベラル( La Fleur de Haut-Bages Leberal)。と3つの名前でボトリングされています。

 

また、2007年に取得したポイヤックの北側のオー・メドックの区画から採れたブドウで、ル・オー・メドック・ド・オー・バージュ・リベラル(Le Haut Medoc de Haut-Bages Leberal)が造られています。