- 日本 島根県
有限会社 奥出雲葡萄園
OKU-IZUMO VINEYARD
自然と地域、そしてブドウと共生する
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- 島根県雲南市木次町寺領2273-1
日本に古来から存在する山ブドウの可能性を信じて
昭和60年代に木次乳業有限会社で山ブドウ交配品種のブドウを栽培し始めたことがスタートになります。その後、関連会社として有限会社奥出雲葡萄園を1990年に設立。1992年からワイン醸造を開始します。1999年に現在の場所「食の杜」にワイナリーを移転して現在に至ります。
創業当初は山ブドウ交配品種を使ったワイン造りを主として立ち上げました。その後は醸造技術の向上を目指して欧州系品種の栽培醸造も行う様になります。現在では山ブドウ交配品種では「小公子」、欧州系品種では「シャルドネ」のワインをフラッグシップとして、その両系統を両輪として運営しています。
ワイナリー売店
共生し共存する
「自然と共生し地域と共存していく」ことをテーマとして、ブドウ栽培から醸造、販売までを一貫して手掛けています。
ワイナリー内にレストランを併設したり、愛飲者や地域住民でブドウ収穫のイベントを毎年開催するなど、コミュニケーションが広がるような場所にもしたいと考えています。
ここにも奥出雲葡萄園の「共生」の想いが込められています。
収穫時の様子
土地に合うブドウを栽培
「品種に勝る技術なし」(品種に適性があることがベスト)と奥出雲葡萄園は考えます。造りたいワインありきで、そこから逆算して栽培を行うよりは、その土地に最も合うブドウ品種を見つけ、おおらかな気持ちで素直に育てて、充実した内容の果実が収穫することを目指しています。
評論家をうならせるとびきりの品質にならなくとも、一般の愛飲家が楽しめる及第点のワインになるのであれば、栽培が容易であるその土地に適性のある品種を選ぶべきではないかと同社は思い始めています。
畑の様子
基本に忠実
要所で適切なタイミングで発酵管理やサニテーション(洗浄)するなど、基本に忠実なワイン造り行っています。できるだけ果汁を綺麗に仕上げてから発酵させることによって、ブドウが持つ果実味が生かされるように心掛けています。