- ドイツ モーゼル
フィオ・ワイン
Fio Wine
モーゼルの老舗とポルトガル・ドウロの銘醸ワイナリーが
自由な感覚で造るナチュラルワイン!
モーゼル×ドウロ!急斜面から自由な感覚で造られるナチュラルワイン
ポルトガル・ドウロ地方の銘醸「ニーポート」の当主ディルク・ニーポート氏、息子のダニエル・ニーポート氏、そしてモーゼル地方に5世代続くワイナリー「ローター・ケッタン」の当主フィリップ・ケッタン氏が2016年に立ち上げたジョイント・プロジェクト。ピースポート村ゴルトトレプフェンを中心とした畑から、それぞれの経験に根ざした自由な発想で、個性的なワインを生み出しています。
ワイナリー設立のきっかけは、2008年にカリブ海で開催されたイベントでのディルクとフィリップの出会いでした。モーゼルで自身の家族のワイナリー「ローター・ケッタン」を引き継いだフィリップが、世界に名を馳せる天才的なワイン醸造家であるディルクから教えを受けるようになり、ローター・ケッタンを大きく再編成することになりました。平坦な地に所有していた畑を売却して斜面の畑に入れ替え、1,000リットルの大きな旧樽を購入してワイン醸造に活用し、ワインの熟成に長い時間をかけるようになったことで、よりテロワールを映し出したピュアなワインを造るようになりました。そんな交流の中、ディルクが「一緒にワインを造らないか」とフィリップに声を掛け、フィオ・ワインが生まれることになりました。ローター・ケッタンのワインはモーゼルの伝統を重視した古典的なスタイルですが、フィオ・ワインではルールにとらわれず、より自由な発想やアイデア、自分達のフィーリングを活かしたワイン造りを行っています。
ピースポート村の急斜面で育まれるブドウ
フィオのこだわり
ピースポート村の急斜面で育まれた品質の高いブドウの味わいを素直に表現するため、フィオ・ワインでは出来る限り人的介入を控えた、ナチュラルなワイン造りを心がけています。ブドウ栽培とワイン造りでは、以下のようなこだわりを持ってワイン造りを行っています。
▼除草剤/殺虫剤は使わない
▼畑仕事は手作業
▼醗酵は野生酵母で行う
▼リースリングの熟成に大樽(1,000L)を使用する
▼基本的に長期熟成を行う(12カ月)
▼亜硫酸添加は必要最小限、もしくは無添加
▼ノンフィルター
▼清澄剤は使わない
丁寧に育てられたリースリング
ナチュラル&クールなナット・クール!
ナット・クールはポルトガル・ドウロ地方の銘醸ワイナリー「ニーポート」が提唱するワインのコンセプトで、ナチュラル&クールが語源です。消費者にワインをより身近に感じてもらい、気軽に楽しんでもらうため、主に次の3つを満たしていることをナット・クールワインの条件としています。
①ナチュラルにクールでファンキーであること
②低アルコールであること
③飲みやすい(ドリンカブルである)こと
ニーポートの考え方に賛同したワイナリーが、世界中でナット・クールワインの生産に取り組んでいます。本家ニーポートが参画するフィオ・ワインのナット・クールは、ピースポート村産のリースリング100%。柔らかな口当たりとリースリングらしい爽やかな酸味、柑橘フルーツやラベルにあしらわれている小ぶりなお花を想わせる、親しみやすくフレッシュな味わいが魅力です。アルコール度数も約10%と控えめで、1リットルサイズであることも相まって、すいすいと飲めてしまうワインです。
ナット・クール リースリング