- ギリシャ セントラル・グリース
ゲオルガス・ファミリー
Georgas Family
ギリシャ固有品種、サバティアノの古木から造るフレッシュなレチーナ(自然派)
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- Riga Feraiou 6, GR-190 04 Spata Attiki, Greece
目次
アッティカのナチュラル派
ゲオルガス・ファミリーは、アテネから東に20キロ、アッティカ地区スパタの町で380年以上の伝統を持つ家族経営のワイナリーです。この地はレチーナの中心地として知られ、古木のサヴァティアノが多くみられる地区でもあります。彼らの家族が住む通りは、家族の古いワイナリーがあった場所であり、その通り名は「G.ゲオルガス通」と名がついています。現在のワイナリーは、スパタの町にある歴史的なワイナリー“カンバス”の建物を修復して使用しています。
現在自社畑のサイズは4.5haあり、有機栽培及びビオディナ農法を用いてブドウを栽培しています。気候は大変乾燥していることから収量は非常に低く、21hl/ha程しか取れませんが、量より質にこだわり高い品質のブドウを栽培しています。また、ワイン醸造では可能な限り人的介入を減らし、自然なプロセスで行われます。 醗酵には酵母添加を行わずブドウを自然醗酵させ、亜硫酸も必要最低限に抑え、白ブドウは最大1週間のスキンコンタクトを施し醸造を行います。蔵では伝統的なレチーナワインワインから、自然醗酵させたサヴァティアノ(亜硫酸無添加)、更には興味深い地ブドウを使用したペット・ナット等自然派ワインファンを魅了する魅惑的で高い品質のワインを生み出しています。
自社農園にて
現オーナーであるディミトリス・ゲオルガス氏は最初から醸造家の道を志したのではなく、大学では地質学の学位、海洋学と環境管理の2つの修士号を取得していましたが、父親が他界したことによりブドウ園を相続することになりました。1998年、相続後すぐにブドウ畑の管理を有機栽培に転換し、わずか数年後にはビオディナミ農法を始め、ゲオルガス家のワイン造りの新たな可能性を広げていきました。
オーナー醸造家 ディミトリス・ゲオルガス氏