- スペイン ラ・リオハ
エグーレン・ウガルテ
Eguren Ugarte
スペインの銘醸「リオハ」の高級地区より
質の高いリオハを“リーズナブルに届ける”優れた造り手
高品質リオハで名高い「リオハ・アラベサ」を代表するファミリー
ワイナリーの設立は1870年、現在に至る基礎が築かれたのは1957年です。着実な運営で成功を収め、1987年に現在の場所に移転しました。
所有する畑は、高品質なリオハワインで有名な「リオハ・アラベサ地区」だけに約120ヘクタール。標高650メートルとリオハの中で一番高く、山間の小さな斜面に非常に小さな区画が点在するのが特徴で、クオリティワイン造りには最高のコンディションが約束されています。所有する畑の85%でリオハの代表的品種テンプラニーリョを栽培。自社畑と買いブドウの全てが“高級地区リオハ・アラベサ産”で、ボデガでつくるワインの全てがリオハD.O.Ca.のワインになります。3,300個に及ぶオークの小樽や地下洞窟のセラーなどを持つ中規模のボデガで、品質と価格のバランスにこだわったワインは、そのコストパフォーマンスの高さで国内外で広く支持を集めています。
山間の畑
受け継がれる情熱
現在のボデガの礎を築いたのが、故ビトリーノ氏。凄まじいパワーの持ち主で、ボデガの地下にある迷路のような石造りの巨大セラーは全て彼の手作りです。ワイナリーの仕事を引退した後もコツコツとセラー造りを続けていました。
故ビトリーノ氏
高級地区リオハ・アラベサ
ウガルテ社の自社畑は、複雑なミクロクリマを形成するリオハ・アラベサ地区。山間の斜面に小さな区画が点在し、大量生産には不向きで非常に高い品質のワインが造られます。リオハ地区では最も北に位置。行政的にはアラバ県に属しながら、リオハワインの生産地に含まれる地域で、バスク人の土地でもあります。畑は南向きの高い斜面上にあり、土壌は粘土質と石灰質で、色が濃く、香りが豊かで、果実味の素晴らしい若飲みタイプから熟成向きタイプまでの赤ワインが造られます。
大西洋気候と地中海性気候が出会う場所
デマンダ山脈を背に、ボデガの玄関から北にカンタブリア山脈を望むこの場所こそが、2つの気候が出会う場所。リオハ屈指のミクロクリマを作り出し、ウガルテのワインを育みます。
●夏でも大きな寒暖差 (最高気温35℃に対し、夜間は15℃)
●冬は冷たい風をシャットダウン (北にある1200メートル級の山脈のおかげ)
●病気のリスクが非常に少ない (山脈に沿って常に風が吹くため、病気の心配は少ない)
●乾燥地帯にも関わらず適度な湿気(エブロ河のおかげで常に適度な湿気が保たれます)
ボデガの正面にある山脈
全ての畑が南向き。最高の条件!
山の斜面に点在する畑は驚くほど小さな区画に分かれています。
全ての畑が南向き、もちろん標高は平均600メートルと高い場所に位置しています。
●ブルゴーニュより小さい区画の数々
●全て南向き
●樹齢100年クラスのブドウの木も数多く残ります
畑の様子
エノツーリズムに注力!
ボデガのもうひとつの夢が、エノツーリズム(ワイナリー観光)です。「ワインは素晴らしい友を運んでくれる」という想いをもとに、もっと身近にワイナリーを感じてもらえるよう、ワイン造りの傍ら宿泊施設やレストランを運営しています。リオハ・アラベサの畑を見下ろす絶好のロケーションは、滞在型の旅を楽しみたい方におすすめです!
ボデガのホテル