- イタリア マルケ
アジィエンダ・アグラリア・ジュスティ・ピエルジョヴァンニ
Azienda Agraria Giusti Piergiovanni
他には絶対にない魅惑的な香りと味わいをもつマルケの希少な地ブドウ「ラクリマ」に命を吹き込んだ生産者!
魅惑の地ブドウがもつ個性を見事に表現
「ジュスティ・ピエルジョヴァンニ」はこの地ブドウのもつ個性を見事に表現しており、野性味溢れる果実味と独特で濃密な甘い香りに魅せられます。
ワイナリーは、現生産者ジュスティ・ピエルジョヴァンニ氏の祖父によって1930年にこの地で始められました。大学農学部在学中に父を亡くしたジュスティは、跡継ぎとして何が出来るかを考え、それまで「早飲みワイン、熟成はできない」「多品種とブレンドして本来の力が生かされるブドウ」といわれていた、父の残したブドウ品種「ラクリマ」を追求しようと考えました。
美しい一輪のバラのようなワイン
ラクリマ・ディ・モッロ・ダルバというブドウ品種はバラのような香りのするアロマティックなイタリア中部マルケ州の黒ブドウ品種。樽との相性が非常に良いともいわれ、特にバニラのニュアンスと融合すると、心地の良いアロマが広がります。決して「早飲み品種」と言われるような印象を感じさせない、高級感のあるエレガンスが魅惑的です。
魅惑のブドウ品種 〜 ラクリマ〜
マルケ州アンコーナ周辺の一定の地域にのみ現存する希少地品種「ラクリマ」。栽培が難しく、現存の栽培面積はたった数百ヘクタールと言われています。非常に古い固有の地品種で約900年前の伝説にも出ていたそうです。1980年には栽培面積がたったの4ヘクタールにまで減り、殆ど絶滅しかけていました。
アジのフライ!?ラクリマとの料理事情
特徴的なバラのアロマは料理の邪魔になるのでは?意外や意外、地元では白ワインよりもラクリマのほうがカパカパ飲めてしまうほどの相性だとか。ジビエやヒツジ、そしてアジのフライにも抜群。一般的に赤ワインとはNG視されているイワシなどの青魚とも楽しめます。イワシを使ったパスタのソースにはこのラクリマのワインを隠し味として入れるとなお美味に。飲む際は12℃と、少し冷やしめがおススメ。