- ポルトガル ドゥリエンセ
パラス・ワインズ
Parras Wines
カンパニー・オブ・ザ・イヤー受賞ワイナリー!
ポルトガル全土からコスパに溢れたワインを生み出す造り手
カンパニー・オブ・ザ・イヤー受賞の実力派生産者
パラス・ワインズは2010年に現オーナーのルイス・ヴィエイラ氏によって設立されました。前身はルイスによって1998年に設立されたバルクワイン会社ですが、現在はポルトガル指折りの規模を誇るワイナリーとして、アルコバサに本社とボトリング施設を置き、リスボンとアレンテージョに保有する自社畑に加え、ドウロ、ヴィーニョ・ヴェルデ、ダオン、テージョの契約畑から、品質対価格に優れたワインを生み出しています。今ではポルトガルワイン業界で上位10社に数えられる規模の企業にまで成長し、「ポルトガル各地の特色を表現したワイン」を消費者へ届けることをコンセプトに日々活動しています。2020年にはポルトガルのワイン評価誌「Revista de Vinhos」にて、カンパニー・オブ・ザ・イヤーを受賞するなど、国内外で高い評価を受けているワイナリーです。
生涯をワインへ捧げる情熱家
パラス・ワインズは、ルイス・ヴィエイラ氏のワインへの情熱から生まれました。彼の祖父と父は1945年以来ずっとワインの世界に携わっており、ルイスは幼い頃からその仕事ぶりを間近で見てきました。5歳の時には、ワインのタンクに落ちて危うく溺れそうになったところを祖父に助けられたといい、今でも彼はこのエピソードを思い出しては、「あの出来事はワインの迷宮へ迷い込む洗礼のようなものだった」と冗談を言います。
オーナー ルイス・ヴィエイラ氏
サステナブルな取り組み
ワイナリーでは、ワインの品質を確保しながら、ブドウ畑と生態系のバランスが取れた多様で持続可能な環境を作り出すため、サステナブルな取り組みにも力を入れています。例えば、ブドウ畑の緑化を進めることで土壌侵食を抑え、土壌の質の改善に繋げています。畝の間に雑草や、収穫時に出た葉、種、茎などをそのまま畑に残しておくことで、それらが分解され、土壌の有機物含有量や肥沃度が飛躍的に改善します。他にも、パラス・ワインズでは生物多様性や持続可能な環境づくりの観点から、自然保護地域に固有の動物のためのシェルターを設置するなど一年を通して様々な活動を行い、学校や専門機関からの視察訪問も受け入れています。パラス・ワインズのブドウ畑はサステナブル認証を取得しており、ワインの生産において農薬製品と化学肥料の使用を最小限に抑えていることを証明しています。
信頼のおける契約農家
パラス・ワインズのワインメーカーと彼が率いるチームは、ブドウの休眠期から収穫期までのブドウ栽培の全てのサイクルにおいて、一年中契約農家と非常に細やかにコミュニケーションを取っています。こうすることで、より高品質なブドウを毎年安定して得ることができるのです。
ドウロの畑
370レグアス、ワイン名の由来
「レグアス」は昔航海で使用された単位で、約3海里を意味します。 370レグアスとは、ポルトガルとスペインが 1494 年にトルデシリャス条約で合意した国境地点を表していて、今のカーボベルデ共和国(旧ポルトガル領の島国)から西へ370レグアス(約2,000km)の地点を指しています。この出来事はポルトガルの歴史にとって非常に重要であり、現在でもドウロはスペインとの国境に位置しているという類似性から、このワインはそれを称え、敬意を表すために370レグアスと名付けられました。
370レグアス