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イタリア
イタリア ヴェネト

ルッジェーリ

Ruggeri & C. S.p.A.

イタリアワイン界No.1スパークリングワイン生産者!
ガンベロ・ロッソ誌が唯一認めた最高のプロセッコ!

古くから、ヴェネトの地で暮らす由緒正しきビゾル家

ルッジェーリは数世紀に亘り、ヴェネト州のヴァルドッビアーデネで暮らすブドウ栽培農家であるビゾル家のジュスティーノ・ビゾル氏によって1950年に設立されました。設立当初、醸造所は敷地にある小さな家でしたが、徐々に成長。後に「ニーノブランコ」や「アダミ」と並んで3大プロセッコの1つと称されるまでになりました。

 

現在は、パオロ・ビゾル氏と娘のイザベラがワイナリーを支えていますが納得できる品質のブドウを手に入れるために契約農家を一軒一軒奔走し、醸造においてはシュール・リーを3ヶ月以上行い、繊細な泡を生み出すために二次醗酵をゆっくり行うなど、ワインの品質の向上に向け、日々真摯に取り組んでいます。

 

パオロ氏の正直で繊細な、物腰柔らかな人柄をよく表したワインは、プロセッコ史上初めてガンベロ・ロッソ誌において最高評価であるトレ・ビッキエ―リを獲得するなど高く評価されています。

プロセッコを造るためのブドウ品種、グレーラ種

プロセッコの根幹となるグレーラ種は、非常に繊細なブドウ品種です。細長く伸びる蔓や葉にささえられ、軸も細く繊細なブドウです。太陽にやさしく照らされて成長しワインも繊細なものが出来上がります。毎年9月の2週目に収穫が行われています。

 

グレーラ種がこの土地に出現したのは約250年前で、その後栽培を続けるうちにこの土地に最良であるとわかり、少しずつその割合が増加していきました。今ではプロセッコの生産地区の95%がグレーラ種で、残りの5%が他の土着品種(ヴェルディーゾ種、ペレーラ種)と言われています。畑には一部この土着品種が混植されており、プロセッコに酸味とアロマを与えるのに重要と言われています。

グレーラ種 グレーラ種

プロセッコDOCが生産される地区について

プロセッコという言葉は元来、ブドウ品種を指す言葉として知られていましたが、2009年の新しい原産地呼称の制定により、プロセッコと呼ばれていた品種たちは、新たにグレーラ種と呼ばれるようになりました。

 

そして、プロセッコという言葉は新しい原産地呼称、DOCとして使われるようになりました。トリエステ、ゴリツィア、ポルデノーネ、ウディネ、トレヴィーゾ、ベッルーノ、ヴェネツィア、パドヴァ、ヴィチェンツァの9つの州で構成されていてヴェネト州の多くと、一部フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州にまたがっています。この巨大なエリアには、2万ヘクタールのブドウ園が広がっておりプロセッコDOCのワインを造ることが出来ます。

 

ルッジェーリのプロセッコは、地図の赤いエリアにあるヴァルドヴィアーデネの東側にあるブドウ畑のものを中心に造られています。

ヴァルドッビアーデネ・プロセッコ・スペリオーレ DOCGが生産される地区

2009年の新しい原産地呼称の制定の際に、広大なプロセッコDOCの中でも歴史的の古い小さなエリアがヴァルドッビアーデネDOCGとして認定されています。

 

さらに、品質の高いワインにはスペリオーレの名称がつけられます。ヴァルドッビアーデネのブドウ栽培地区は間違いなく、最高品質のブドウ栽培地域で、香り豊かな一流のプロッコ・スペリオーレが造られる地区です。

赤い区画がヴァルドッビアーデネ・プロセッコ・スペリオーレ DOCGの生産エリア 赤い区画がヴァルドッビアーデネ・プロセッコ・スペリオーレ DOCGの生産エリア

歴史を感じさせてくれるグレーラ種の古木

古くからあるヴァルドッビアーデネのブドウ畑には多くのグレーラ種の古木があり素晴らしいワインが生まれます。しっかりした根を張る古木は「プロセッコの産地の歴史」を物語っており、ヴァルドッビアーデネの丘の気候にブドウがうまく適応していること、そして毎年常に高い品質のワインが生まれていることを証明してくれています。

イタリアワイン界を代表するスパークリングワイン生産者!

ガンベロ・ロッソ誌が

全てのイタリアワインの中から唯一選ぶ最高のスパークリングワイン、

「ボッリチーネ・デッランノ」(Bollicine dell'anno)獲得!!

 

イタリアワインの評価誌の中でも「ガンベロ・ロッソ社」が出版している「Vinid’Italia」は最も影響力を持ち、中でも最高評価の「トレ・ビッキエーリ」(3グラス)は最高の栄誉とされています。さらにこのガイドでは掲載された20,000本以上のワインの中から特に秀逸な、泡、白、赤、がそれぞれ1本ずつ、その年の最高のワインとして選ばれます。

 

ルッジェーリはプロセッコ史上、初めて「トレ・ビッキエーリ」を取った生産者として過去、知られていましたが、2017年度版のガイドではルッジェーリのジュスティ―ノB 2015が最高の泡に選ばれ、プロセッコ界で初めての快挙となりました。

「全てのワインに大きな信頼が置ける蔵」とガンベロ・ロッソも認める高品質!

[ガンベロ・ロッソ2017年版全訳]

パオロ・ビゾル氏は数十年に亘るワイナリーの経営の中で、家族経営の小さなワイナリーであったルッジェーリをより確固たるものにしました。カンティーナに持ち込まれる多数の区画のブドウを、最良の方法で醸造するだけでなく、最も適したタイプのワインに直ちに振り分けます。

 

プロセッコの、特にヴァルドッビアーデネの多くの契約栽培農家と常に密接な信頼関係を持っています。信頼の置ける、真珠よりも貴重なブドウ栽培のために日々奔走し、DOCの垣根を超えて、ワイン造りのための高品質のブドウを探します。

 

彼らの造る、ジュスティーノB は約 20 年前に、プロセッコを世の中に知らしめ、良さを分かってもらうための不可欠なアイテムとして、軽い遊び心から生まれました。そのプロセッコは今ではイタリアワイン界を代表する最高のスパークリングワイン、Bollicine dell’Annoに値するほどの卓越したワイン です。 

 

このワインのトレードマークである凝縮した果実とフローラルな香りを持ち、フレッシュでデリケート。味わいはエレガントで塩味のあるスプマンテです。一方、古木から造られるワインでヴェッキエ・ヴィーテはVecchie Viteはやや気難しいワインで、香りが控えめですが硬さとドライな味わいを持ちます。

最後に、この蔵の全てのワインに大きな信頼が置けることを特筆しましょう。

ガンベロ・ロッソ誌2017年版 ガンベロ・ロッソ誌2017年版

ルッジェーリを代表する3つのワイン

アルジェオ(写真左)

緑がかった輝きがあり、非常に淡い麦わら色の印象と豊かで細かい泡立ち。フレッシュでエレガントな香りは、金色のリンゴを思わせる香りで複雑さと共に花の香りが広がります。フレッシュで繊細で、口当たりが良くフルーティな仕上がりです。食前酒として最適で、魚は勿論オードブルなどの軽めのお料理と合わせるのがお勧めです。
品種:グレーラと僅かにヴェルディーゾ、ペレーラ
地区:トレヴィーゾ北部にある平地に広がるDOCの畑を使用。
収穫:9月2週目
残糖度:12g/L
気圧:約5気圧


クアルテーゼ(写真中央)
色合いにわずかに緑がかった印象があり泡立ちが細やかで美しいプロセッコ。フルーティな香りの印象もありながら、エレガントさも感じられます。黄金の林檎のような香りが、花のアロマと共にしっかりと感じられます。キレの良い辛口ワインですが、フレッシュでしなやかさもあり柔らかく丸さもあります。余韻も長く、フルーティな仕上がりです。伝統的に食前酒としての役割を果たしていた辛口のプロッコ・ブリュットは、 魚介類にも最適です。
品種:グレーラと僅かにヴェルディーゾ、ペレーラ
地区:ヴァルドヴィアーデネとトレヴィーゾ北部のDOCG認定地区のブドウを使用。
収穫:9月2週目
残糖度:9g/L
気圧:約4.5気圧


ジュスティーノ B(写真右)
1950年にワイナリーを設立したジュスティーノ・ビゾル氏の名が付けられたこのスパークリングワインは、ブドウ栽培からからボトルに詰められるまで、ルッジェーリの全てつぎ込んだ最高傑作品。このワインにはヴァルドッビアーデネの中でも丘陵地に位置する上級区画、さらに厳選されたブドウのみを使用しています。アルコール発酵の後、ワインは春まで低温でステンレスタンクで熟成し、次に2回目の発酵のために圧力タンクに移されます。収穫後、翌年6月初めに行われている瓶詰めまで酵母と共にワインが残っているためワインの中に深み、コクが与えられます。
品種:グレーラ100%
地区:ヴァルドヴィアーデネの丘で上級の区画の厳選されたブドウのみを使用。
収穫:9月2週目
定温でゆっくりと醗酵を行い、3カ月間滓と共にシュール・リー
残糖度:16g/L