- イタリア ヴェネト
レ・ヴィッレ・ディ・アンタネ
Le Ville di Antane' Srl
「ロミオとジュリエット」ゆかりの地、「ヴェローナ」で誕生した新生ワイナリー。
中世の町並みがよく残る美しい街、「ヴェローナ」の生産者。
ワイナリー、レ・ヴィッレ・ディ・アンタネはイタリア北部、ヴェネト州で最も有名な街の一つ、ヴェローナに位置しています。街の中心部には、街の象徴でもある古代ローマ時代の円形競技場があり、中世の美しい街並みが残る「ヴェローナ市街」はユネスコ世界遺産(文化遺産)にも登録されています。ワイナリー、「レ・ヴィッレ・ディ・アンタネ」はこの地で古くからブドウ栽培農家を営んできた家系の、ルチアーノ・サンカッサーニ氏が2011年に設立した新しいワイナリーです。
ヴェローナの中心街の美しき街並み
100年以上に亘り、ブドウ栽培を行う家系
サンカッサーニ家は1900年初頭からこの地で、数世代に亘りブドウ栽培を行っていましたが代々いつか自身のワイナリーを持ちたいと思っていました。混沌とした時代の流れから100年の時が経ち、ついにルチアーノ・サンカッサーニ氏が友人のダヴィデ・デガーニ氏と共にヴェローナでワイナリーを設立。現在は自社畑と契約畑を合わせて約45haのブドウ畑からワインを造っています。
最新の醸造設備、美しく管理されたセラー
設立後、まだ間もないワイナリーですが、有機栽培に力を入れ、最新の醸造技術や太陽光パネルを利用した装置を使うなど環境に配慮したワイン造りに取り組んでいます。醸造所は綺麗に管理され、非常に美しく整理されたセラーを完備しています。オーナーのワイン造りへの細やかな配慮や情熱が感じられます。
「ロミオとジュリエット」の舞台となった街、ヴェローナ。
イタリア、ヴェローナの対立する名家、「キャピュレット家」と「モンタギュー家」に生まれた男女の悲恋を描いたシェイクスピアの戯曲、「ロミオとジュリエット」。その舞台となったのが、イタリア北部の町「ヴェローナ」です。
ロミオとジュリエット
ヴェローナには、「ジュリエット」の家が実存しています。
ジュリエットのモデルとなったのは、ヴェローナにあるカプレーティ家の娘。彼女が住んでいた家は実存しており、ジュリエットの家(カーサ・ディ・ジュリエッタ)と呼ばれており多くの人に愛されている場所です。
ジュリエットの家
恋愛が成就するという言い伝え。
多くの観光客が訪れるこのジュリエットの家。前庭にあるジュリエットの像の右胸に触ると恋愛が成就するという言い伝えがあり注目の観光スポットになっています。
恋愛の成就を祈ります
ヴェネト州を代表する銘酒、「アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ」の生産者
ワイナリー、レ・ヴィッラ・ディ・アンタネはジュリエットの家から東に6Kmほど、ヴェローナの街のすぐ近くに位置しています。彼らが得意とするのは陰干しされたブドウを使い醸造するヴェネト州を代表する銘酒、「アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ」。新しいワイナリーですが、品質は非常に高くコストパフォーマンスに優れたワインを造っています。
収穫したブドウを丁寧に陰干ししていきます。
ワイナリーの渾身の1本『アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ』
『アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ』を造る際、ブドウは1房ずつ手摘みされ、ブドウ畑で良い品質ものが丁寧に選びぬかれます。収穫されたのち、ブドウはケースに並べられ、アパッシメントと呼ばれる陰干しの作業を約3-4カ月間行います。水分が飛ぶことでブドウの凝縮度を高めることが出来、複雑な香りが生まれていきます。凝縮度の高いブドウを約20日間かけて醸造し、12-18カ月間小樽で熟成後瓶詰めされます。非常に手間のかかる造りですが、プラムやカシスジャム、チョコレート、珈琲など複雑な香りが広がるワインに仕上がります。長い余韻が楽しめ上品な味わいです。
熟成庫とアマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ
造り手の想いを形にした愛のワイン、『アモーレ・エテルノ』
イタリアには多くの愛し合う二人の永遠の愛を表現した古典文学があります。シェイクスピアによる戯曲、『ロミオとジュリエット』。詩人ペトラルカによるラウラへの永遠の愛を描いた『カンツォニエーレ』。詩人ダンテが『神曲』の中で描くベアトリーチェへの情熱愛。彼らの愛の物語は愛情、情熱、人々の想いを見事に表現しているようにこのワインは生産者の、生まれ故郷への愛を形にした作品です。フレッシュな果実味にあふれ、森の香りや、野性味のあるベリーの甘さが広がります。フルーティーな果実味とスパイス感が楽しめ、まろやかな口当たりからアフターに長い余韻が続いていく個性的なワインです。
アモーレ・エテルノ – 永遠の愛をあなたへ
永遠の愛=アモーレ・エテルノ