- スペイン カスティーリャ・ラ・マンチャ
コオペラティーバ・アグラリア・サンタ・キテリア
Cooperativa Agraria Santa Quiteria
世界が認めた小さな村の心意気!
“人口1000人。イゲルエラ村発”の世界ワイン
スペイン南東部、アルマンサD.O.は高いところで標高1000メートルにもなる地域。強い風を活かした風力発電でも有名なアルマンサの小さな村、イゲルエラで2001年にイゲルエラとアルベラの二つの生産者が統合してできた協同組合が、サンンタ・キテリアです。
どちらも地品種“ガルナッチャ・ティントレラ”での赤ワイン造りの伝統がありましたが、統合後は、ガルナッチャ・ティントレラ種をより洗練させることで、国内外の市場の新しいトレンドをつかみながら、畑から醸造、熟成まで全工程の質の向上を目指しています。最新設備への投資も欠かさず、地元品種と品質への想いが非常に熱い生産者です。
イゲルエラ村の様子
ブドウの要素を最大限に引き出す
ワイン中の全ての要素を最大限に凝縮させるため、果実味と色を最大限に抽出する。
750万ユーロ以上を投じて最新の醸造施設を導入。ブドウ栽培用とワインの品質チェック用の2つのラボを持ち、それぞれ専門家を置いている。ボデガの目指すものは「国内外の市場の新しいトレンドをつかみながら、畑から醸造、熟成まで全工程の質を向上さる」ことである。
果肉まで赤い!珍しい品種、ガルナッチャ・ティントレラ
フランス原産で、スペインのアルマンサD.O.で広く栽培されてきたガルナッチャ・ティントレラ(アリカンテ・ブーシェ)は、“果肉まで赤い”という非常にめずらしい品種です。
スペインでは長く、ワインに色合い深みを与える目的で他の品種とブレンドされてきましたが、そのポテンシャルに注目したサンタ・キテリア社は、主役となることがなかったこの品種100%でのワイン造りに初めて挑戦しました。美しい色合いときれいな果実味を伴った彼らのワインは大成功し、今ではこの地域の地ブドウともいえるまでになりました。
珍しいガルナッチャ・ティントレラ種の実
ロバート・パーカー氏も絶賛!世界が認めるクオリティ
ワイナリーのラインナップはいずれも手頃な価格ながら高い品質で専門誌やコンクールで評価を集めています。村の名前からとったイゲルエラは、ロバート・パーカー氏から「非の打ち所のない完璧なワイン造り」「スペインの無名産地の見事なワイン」「良年のヌフデュ・パプのよう」と賞賛されています。