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オーストラリア
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グラント・バージ

Grant Burge

豪州のVIVINO(ワイン用アプリ)でNo.1!消費者に最も選ばれた旨濃ワイン。

銘醸地「バロッサ・ヴァレー」で150年以上の歴史を持つ老舗ワイナリー。

バロッサ・ヴァレーに根付いて1855年から5世代に亘り、ワイン造りを行う老舗ワイナリー。伝統を重んじながらも革新的な挑戦を続ける同社では各評価誌で高い評価を得ており、豪州の著名な評論家ジェームス・ハリデー氏から2013年より以来ずっと5 ッ星を獲得しています。土地への理解とワイン造りの本質的な知識に基づき、多様化するワインマーケットに対しても様々なポートフォリオを生み出しています。

ポルトガル出身の若き醸造家

ポルトガルのドウロ地方でワイナリーに囲まれたブドウ栽培農家の家庭に生まれ育ったパオロ・コレイア氏がバロッサ・ヴァレーにやって来たのは2016年のことです。

彼はグラント・バージで働き始める前に、地元ポルトガルで栽培や醸造を技術学校で学び、大小さまざまな規模のワイナリーで収穫の実地体験を積み、アルト・ドウロの大学でワイン醸造学の学位を取得しました。


2019年にインクシリーズのアシスタント・ワインメーカーになり、彼の生まれ持ったワインへの情熱と細部にまでこだわる真摯な姿勢により、2022年にはインクシリーズのチーフワインメーカーになりました。若い才能の成長は今やインクシリーズには欠かせないものとなっています。

醸造家:パオロ・コレイア氏 醸造家:パオロ・コレイア氏

「インク」シリーズの誕生秘話

世界に冠たる高級オーストラリアワインの銘醸地バロッサとクナワラで、インクのような濃い色をした赤ワインが誕生しました。その背景は、昨今のトレンドであるライト~ミディアムボディのワインスタイルに物足りなさを覚えるワインファンの声に応えて、オーストラリアでもクラッシクなスタイルとして根強い「フルボディ」で造られたのがインクシリーズの始まりです。

 

 

豪州の著名な評論家ジェームス・ハリデー氏により13年連続5つ星を獲得しているバロッサの老舗ワイナリー、「グラント・バージ」から2017年に初リリースされたこのインクシリーズは、その明快なコンセプトからオーストラリア国内外で瞬く間に人気を博すワインとなりました。2021年にはワイン専用アプリの「Vivino」にて25ドル以下で買えるワインとして「バロッサ・インク・シラーズ2019」がオーストラリアの消費者が選ぶ最も評価されたワインとしてNo1の称号を得ました。

その味わいは、単に重さと濃厚さだけを追求しているわけではなく、シルキーなタンニンとピュアな果実味にあふれたバランスの良いワインに仕上がっています。

 

シラーズの銘産地「バロッサ・ヴァレー」

バロッサ・ヴァレーは、濃い口の赤ワインのもとになる黒ブドウの栽培に最適な温暖な気候と樹勢をコントロールしやすい痩せた土壌、そして豊富な日照時間に恵まれた土地でシラーズの銘醸地として有名です。オーストラリアは外部からの検疫が非常に厳しいことで有名ですが、幸いここバロッサは砂地土壌ということも手伝って過去にフィロキセラ(ブドウ根アブラムシ)の被害にあったことがなく、接ぎ木をしていない自根のブドウ樹が多く生育しています。自根の樹は接ぎ木した樹よりも元気で長生きすると言われ、濃厚な果実味が特徴のインクシリーズのスタイルに一役買っています。

「インク」が生産されるバロッサ・ヴァレーの畑 「インク」が生産されるバロッサ・ヴァレーの畑

カベルネ・ソーヴィニヨンの銘醸地「クナワラ」

クナワラ地区の「テラロッサ」と呼ばれる独特の赤褐色の土壌で栽培されたカベルネ・ソーヴィニヨンがインクでも惜しみなく使用されています。イタリア語で「赤色の土」を意味するこの土壌の色は地中の鉄分が酸化して生成されたもので、水はけの良い痩せた土壌から、世界に肩を並べる素晴らしい凝縮感を持つカベルネ・ソーヴィニヨンを輩出していることで知られています。

クナワラ地区のテラロッサ土壌 クナワラ地区のテラロッサ土壌