サステナブルワイン&ワイナリー

Sustainable Wine

サステナブルワイン&ワイナリー

  1. Home
  2. Company
  3. Sustainability
  4. Sustainable Wine

モトックスが取扱っている世界中のワイナリーから持続可能なワイン造りへの取組をご紹介します。

自然環境や人に配慮したワイン造りを行い、美味しいワインを生み出せる環境を後世に繋ぐため

健全な土壌の保持、殺虫剤等の使用縮小、水やエネルギーの節約
空気や水質の保全、生態系の保護、資源のリサイクル など

世界中の多くの生産者が取り組みを行っています。

フランス
フランス ボルドー

シャトー・プピーユ

Chateau Poupille

循環型システム導入。木、光、水を再利用

ワイナリーでは有機農法に加え、地域全体のサステナビリティにも貢献しています。一つ目は、剪定したブドウの枝等を利用した熱循環システム。これはシャトー全体の暖房設備として機能。年間13トンもの二酸化炭素排出削減に繋がっています。

また、ソーラーパネルによる電力発電も実施。フランスでは長らく法律で蓄電池の利用が禁止されており、プピーユは導入の許可を訴え続けてきました。近年の法律改正に伴い早速蓄電池を導入。エネルギーのさらなる削減に貢献しています。

そして、前当主の世代に既に導入されていた排水リサイクルシステム。これはワイナリーで使用する大量の工業用水を浄化させるシステムで、川の水よりも綺麗な状態に戻せる優れたシステムです。プピーユでは周辺ワイナリーへの普及活動も実施し今ではアペラシオン全体に導入されています。さらに近隣の銘醸シャトー、トロロン・モンド等もプピーユに倣って同システムを導入するに至っています。

生産者や商品について詳しく

ぶどうの枝を燃やして温熱化する設備

ブドウの枝を燃やして温熱化する設備

フランス
フランス ボルドー

シャトー・スミス・オー・ラフィット

Chateau Smith Haut Lafitte

フランスで唯一!ISO14001を取得した「環境保全型」ワイナリー

グラーヴの格付けシャトーに君臨するシャトー・スミス・オー・ラフィットが世界的に注目されている理由の一つに、環境保全に対する取り組みがあります。彼らはその哲学を「BIO PRECISION(正確さ・精密さ)」と呼んでいます。ブドウ畑の土や樹などの自然・生命を尊重し、最も革新的な栽培醸造技術を活用することで、生物多様性や、畑のエコシステムのバランスを保っています。

二酸化炭素のリサイクル

アルコール醗酵の副産物として排出される二酸化炭素を固形化し、洗剤や石鹸、歯磨き粉、医薬品などに加工します。

化学肥料、薬品の不使用

病害防止の硫酸銅を用いる代わりにティザン(ハーブティー)を使います。剪定した枝、プレス後の果梗、果皮、馬糞などをコンポスト(堆肥)にして利用します。

その他

・馬による耕起
・生垣の植樹
・雑草を残しておく
・セラーの屋根を緑地化(セラー内の温度上昇防止) など

これらの取組みが認められ、フランス国内のワイナリーで唯一、最も基準が厳しいと言われるISO14001を取得しました。

生産者や商品について詳しく

ぶどうの枝を燃やして温熱化する設備
フランス
フランス ラングドック&ルーシヨン

ドメーヌ・ポール・マス

Domaines Paul Mas

「まだ始まりに過ぎない」HVE3(環境価値重視認証)認証取得ワイナリーの情熱的取組

環境の持続可能性は、ポール・マスが長い間熱心に取り組んできたテーマです。全ての所有畑でHVE3認証(環境認証では最高レベルの認証)を取得、さらに内30%はオーガニック認証を取得しています。HVE3認証の規定を遵守しながら、下記のような独自の取組も実施しています。

Birth of a vine プロジェクト

ブドウの木の植樹の前にひまわりの木や麦を5年間栽培します。土壌に無理を強いるのではなく、休息を与えることで活性化を促します。収穫された苗は地元の農家や馬の飼料として活用されます。

Bee Friendly プロジェクト

養蜂家と共に、ミツバチにとって安全・快適な環境を提供する保護活動も行っています。この活動に対する認定書も近々取得予定です。その他、プラスチックや段ボール等、生産過程で生まれる廃棄物の87%をリサイクルしており、年間総重量は年間190トンにも及びます。「これらの活動はまだ始まりにすぎない」とオーナーのジャン・クロード・マス氏は話します。

生産者や商品について詳しく

ぶどうの枝を燃やして温熱化する設備
イタリア
イタリア トレンティーノ・アルト・アディジェ

ロータリ

ROTARI

「畑からボトルまで」ユネスコ世界遺産に認定されたドロミテ渓谷の中心地

スパークリングワイン生産の全プロセスにおいて環境の持続可能性に気を配り、長い年月をかけて研究・投資を続けてきました。協同組合であるロータリでは、クリーンで安全な技術を使用することは、栽培家たち自身の生活環境を守ることにも直接つながっています。

銅や硫黄の使用、害虫の天敵となる益虫の導入、殺虫剤を用いず害虫を混乱させるシステムなど、畑の力を引き出すための取り組みが徹底されています。灌漑システムも徹底的に管理されており、水の供給効率を最大限に高め、必要なところに必要な分だけ水を供給しています。

醸造施設

目を引くのは、屋根いっぱいのソーラーパネル。年間200万kw以上を発電し、その他必要なエネルギーの大半は水力発電で供給しています。セラーの多くは地下にあり、余分な電力を消費することなく安定した低温を保つことができます。

その他の取組

二酸化炭素の排出量を削減するため、できる限り地元で生産される資材を使用し、分別を徹底しています。

生産者や商品について詳しく

ロータリ
イタリア
イタリア トスカーナ

サルケート

Soc.Agr.Salcheto s.r.l

世界初!オフグリッド・ワイナリー

サルケートは世界で初めてのオフグリッド・ワイナリーです。電気・ガスの供給を得ることなく、完全な自給自足でワイン造りを行っています。施設には太陽光を用いて採光し、ソーラーパネル用いて発電。使用した水の浄化や地下の冷気を活用した空調システムなど環境へ先進的な配慮を行っています。
サルケートでは地球や人間を含めたあらゆる動植物の営みを、すべて関連のあるものと考えています。際立った品質のワインを生産しようとしたとき、環境を最大限に尊重する方法でワイン造りをすることが必要不可欠であることに彼らは気づきました。自然に寄り添った栽培とワイン造りを通して、自然とワイナリーを完全に共存させようと考えています。その結果がエコであり、サステナビリティであり、サルケートというワイナリーなのです。

生産者や商品について詳しく

ぶどうの枝を燃やして温熱化する設備

地下に自然光を取り込むための独自設備。ドームを外すと地下のタンクにブドウを直接投入できる

イタリア
イタリア シチーリア

フェウド・アランチョ

Feudo Arancio

土地はワイナリーに与えられたギフト。膨大な時間と資金をサステナブルな取り組みに投入。

早くから自主的に環境保全活動に取組んでおり、その内容は外部の監査システムが継続的にチェックしています。

健全なブドウは健全な畑から

殺虫剤を使用することなく病害からブドウを守る仕組みが確立されています。また、窒素を多く含む植物を畑に植えることで、肥料の使用量を抑制することができます。

乾燥地での水分供給

乾燥したシチーリアでは、水分供給が非常に重要。冬に降った雨を夏に利用するため敷地内には7つの人工湖があり、90万㎥(25mプール2,000個分以上)の水を貯蔵しています。これはブドウ樹1本あたり300Lに相当し、干ばつ時には外部からの供給を必要とせず10回分の灌漑を行うことができます。
ドリップ式の灌漑システムはコンピュータ管理されており、水の供給効率を最大限に高め、必要な分だけ効率的に水を使用します。排水は浄化装置で浄化され、また貯水湖に戻せるというサイクルが確立しています。

エネルギー供給のサイクル

敷地内にはソーラーパネルと太陽光発電パネルも設置しており、生産に必要な電力の3分の2を自給自足しています。

生産者や商品について詳しく

フェウド・アランチョ
スペイン
スペイン ナバーラ

ボデガス・アスル・イ・ガランサ

Bodegas Azul y Garanza

全ての生物と共存し、助け合うブドウ栽培

砂漠公園に隣接し、砂漠気候の影響を受けた極限の環境に畑を持つアスル・イ・ガランサ。畑は常に乾燥して衛生状態が良く、厳しいながらも有機栽培に向くテロワールです。

ワイナリーでは設立から20年以上に亘って有機栽培に取り組んでいますが、近年ではその姿勢をさらに発展させ、バイオダイバーシティ(生物多様性)を推進しています。ブドウ畑に果物の樹や花、ハーブ、雑草などを共存させることで、それらに誘われて集まってくる蜂や昆虫、爬虫類、羊飼いが連れてくる羊の群れなどとの関りが生まれ、天然の肥料となってくれたり、自然に土を耕してくれたりします。すべての生物の存在を認め、彼らにブドウ栽培を助けてもらう、自然のサイクルを大切にしています。最近ではワイナリー施設の屋上にソーラーパネルを設置するなど、取り組みを深化させています。

生産者や商品について詳しく

ぶどうの枝を燃やして温熱化する設備

砂漠地帯にオアシスのように佇む畑

スペイン
スペイン カスティーリャ・ラ・マンチャ

ドミニオ・デ・プンクトゥン

Dominio de Punctum

オーガニックワインのスペシャリスト

ワイナリーは、設立当初からオーガニック&ヴィーガンワインのスペシャリストとして有機栽培に取り組んできました。畑は多様な生命に溢れ、あらゆる生物の調和を大切にしています。近年ではカーボン・ニュートラル(CO2排出量実質ゼロ)達成に向け、排出削減のための綿密な行動計画を立て実行に移しています。全てのCO2排出量を測定することで排出増につながる要因を特定。設備のエネルギー効率化や資材・パッケージの変更するなどの取り組みを強化しています。

既に施設で使用されるエネルギーは100%再生可能エネルギーで賄われていますが、自家消費用に太陽光パネルを設置し、ワイナリーが消費する総電力量のうち年間370,420kWh以上を発電しています。これにより大気中に排出されるCO2を年間で107トン減らすことに成功しました。また、2017~2019年に連続発生した森林火災の被害を受けた自然保護区域シエラ・カルデロナ自然公園の再植林プロジェクトを資金援助し、CO2排出量の相殺や生物多様性の維持に貢献しようとしています。

生産者や商品について詳しく

ぶどうの枝を燃やして温熱化する設備

生命に溢れるブドウ畑

スペイン
スペイン その他

デ・ハーン・アルテス

De Haan Altes, S.L.

ベスト・オーガニック・プロジェクト賞受賞

デ・ハーン・アルテスは「ワイン造りとその流通で下す全ての決断が【地球環境を守る】という理念と一致すること」を信条とし、様々な活動に取り組んでいます。

所有する畑の全てで有機認証を取得し、醸造過程で動物性の物質は一切使用せず、ヴィーガン認証も取得。ワイナリー周辺の生物多様性向上のため、80種以上の植物の植樹や巣箱の設置など、土地固有の動植物が快適に暮らせる環境を整えています。また、数年以内のカーボン・ニュートラル(CO2排出量実質ゼロ)達成を目標に掲げ、2021年時点でワイナリーにおいて使用する電力の約80%を太陽光パネルによる自家発電で補います。ガラス瓶の軽量化や、重量の軽い缶ワインの製造にも取り組みます。

これらの活動が評価され、2019年にはスペイン国内のコンクールで「ベスト・オーガニック・プロジェクト賞」を受賞。2022年には、科学的知見に基づいたCO2排出削減を目指す生産者団体「IWCA(気候変動に取り組む国際ワイナリー協議会)」のシルバー会員に選出されました。

生産者や商品について詳しく

ぶどうの枝を燃やして温熱化する設備
南アフリカ
南アフリカ コースタル・リージョン

スピアー・ワインズ

Spier Wines

ドリンクス・ビジネス・グリーン・アワード2度受賞の栄誉

スピアー・ワインズでは長年にわたり、自然環境の保全活動と共に地域社会の発展を目的とした倫理的な取り組みを精力的に行ってきました。
2019年に地域特有の植生に取り組むプログラムが評価され、『ドリンクス・ビジネス・グリーン・アワード』で「バイオダイバーシティ・アワード(生物多様性賞)」を受賞。さらに2022年「エシカル・アワード(倫理賞)」に選ばれました。

ドリンクス・ビジネス・グリーン・アワード

環境への悪影響を軽減するために継続的な努力を行っている飲料メーカーを評価することを目的に創設されました。
ある審査員は、「最も環境に優しい企業とは、美しい部分だけでなく、醜い部分にも目を向ける覚悟がある企業である」と表現しています。

エシカル・アワード

地域社会や環境に対して、献身的に活動している企業や製品に贈られる賞です。
周辺地域の課題解決や利益に貢献し、高い倫理的取り組みが対象となっており、教育への資金援助、地域社会へのきれいな水の供給、環境活動の改善など、地域社会の改善や利益に関連するあらゆる活動を評価します。また、企業活動の内容を分析することで、受賞企業の行う倫理的実践に対する努力に着目します。

生産者や商品について詳しく

スピアー・ワインズ
南アフリカ
南アフリカ ブレーダー・リヴァー・ヴァレー

グラハム・ベックワインズ

Graham Beck Wines

「自然環境保護とワイン産業の共存」への挑戦

ワイナリーでは早くから持続可能なワイン造りへの取り組みを積極的に行ってきました。1haの畑毎に、8haの土地を購入し保護区として管理。現在1,978haの自然保護区を新たに生みだし、保全しています。また月間3百万リットルもの水を再利用する事に成功し、干ばつの続く南アフリカにおいて水の利用を24%削減しました。電力面では1,200個のソーラーパネルを設置する事で、化石燃料を使用した場合に毎日排出される1トンものCO2 量に等しい熱量を削減しています。これらの他、慈善団体「The Graham & Rhona Beck Development Trust」を設立。託児施設や青少年の学び舎の設置、奨学金制度、スクールバスの支援等を行うほか、医療従事者の配置による健康支援、貧困層への衣食住の救済活動、薬物乱用・アルコール依存症・若年層の妊娠の排除活動、子育てスキルを養うなどの教育活動を行っています。

生産者や商品について詳しく

ぶどうの枝を燃やして温熱化する設備
ニュージーランド
ニュージーランド サウス・アイランド

セレシン・エステイト

Seresin Estate Limited

生態系の維持とテロワールの表現に取り組む

1992年の設立当初から有機栽培を基本理念とする自然派ワイナリーで、現在ビオディナミ農法(デメター認定)を実践しています。真の偉大なワインは、土壌の生命とエネルギー(ブドウ畑、庭園、ワイナリーに生息する虫、植物、動物、そして人々)を反映していると考えており、ブドウ畑だけでなく農園内のオリーブ畑、果樹畑、原生植物、牧草地、菜園など全てにおいてビオディナミ農法を実践しています。敷地内で飼われる鶏や羊、豚、牛は、農園内の雑草を食べ排便する事で自然の生態系を維持し、トラクターの代わりに利用される馬は二酸化炭素の排出量を減らすだけではなく、土中の環境に優しい耕作方法を可能にしました。ブドウ樹の健康強化と病気の発生を抑えるビオディナミ調合材や堆肥を自らの畑から生み出され、セレシンでは持続可能な完全な形の自然農法・ワイン造りが行なわれています。

生産者や商品について詳しく

ぶどうの枝を燃やして温熱化する設備

プラパラシオン(ビオディナミ調合材)の一つ。糞を詰めた牛の角を土に埋めて作る

アメリカ
アメリカ カリフォルニア

スターレーンヴィンヤード

Star Lane Vineyard

250年先を見据えて生態系の維持に努める

水は非常に貴重な自然資源です。ブドウ畑では土壌環境のモニタリングを行うことで灌漑用水の30%を削減しました。この研究は水利用だけでなく、不必要な耕作や堆肥の使用の削減にも繋がり、侵食防止、土壌の生物多様性の改善、適切なクローンの選択にも役立っています。また、ワイナリーでは自然環境保全の観点から養蜂を行っています。ミツバチは米国において動植物の生育に重要な役割を担っています。2019年から敷地内にある2マイルの道周辺をミツバチの生息地として管理し始め、現在では15エーカーを超える広さにまで拡大しました。この他、フクロウの巣箱の設置によりメンフクロウの保護に貢献しながら、効果的なネズミ駆除を行っています。また、この地域の樹木の一つ、ナラ(ミズナラ)はその数が減少しているため、植樹を行うことで生態系の復元にも努めています。現在は、エネルギー効率と温室効果ガスの削減に向けた取り組みも行っています。

生産者や商品について詳しく

ぶどうの枝を燃やして温熱化する設備

ミツバチの生息地として管理されている道。ワイナリーではBeeHighwayと呼んでいる

アメリカ
アメリカ カリフォルニア

デリカート・ファミリー・ウィンヤーズ

Delicato Family Vineyards

持続可能なワイン造りをミッションにかかげる

土壌、空気、水に与える影響を最小限に抑え、次の世代に活気と繁栄をもたらす環境を提供するという責任を担いデリカ―トでは、モントレー郡に所有するサン・ベルナベ農園に、野生動物が生息できる環境を整える活動を行ってきました。この結果、野生のイノシシ、コヨーテ、ウサギ、ホリネズミ、アナグマ、シカ、マウンテンライオン、ワシ、タカ、フクロウ、カモ、サギ、ムクドリ、ハゲワシ、そしてさまざまな魚が定住するようになりました。醸造施設でも照明器具の改修、タンクの断熱作用、消費電力の制御への取り組み等を通して、1年で一般家庭2,000軒以上に供給できる量のエネルギーを節約してきました。水資源の節約、土壌の修復、責任ある梱包材の使用、リサイクル、台木の選定、浸食防止など、ブドウ畑と醸造施設の双方において環境に配慮した取り組みを包括的に行っています。蔵ではこうした土地と人への敬意、妥協のない品質へのこだわりが、次の90年を支えると考えワイン造りを行っています。

生産者や商品について詳しく

ぶどうの枝を燃やして温熱化する設備
ギリシャ
ギリシャ ノーザングリース

キリ・ヤーニ

Kir-Yianni

環境保全型農業を行う北ギリシャの名門

ワイナリーでは可能な限り農薬を使わない減農薬による自然農法と予防農業の複合農法を取り入れています。畑内に気象観測器を設置することで、水分量や樹勢のモニタリングを行い灌漑や栽培、生態系の維持に活かしています。2019年には敷地内に10エーカーのオリーブとオークの樹を植えることで、ブドウ畑とワイナリー施設全体の二酸化炭素排出量をゼロにすることが出来ました。2020年には持続可能な開発戦略として、新たに37枚のソーラーパネルを設置。エネルギー資源の確保に努めています。この他、乱獲され絶滅の危機に瀕したヨーロッパ熊の保護施設を環境団体と共にワイナリー近くに創設し、現在も売上の一部を運営基金として寄付し続けています。この活動に対して2003年、タイムズ誌がキリ・ヤーニの創設者であり現オーナーの父、ヤニス・ブタリス氏にヨーロピアン・ヒーローを授与しました。

生産者や商品について詳しく

ぶどうの枝を燃やして温熱化する設備

畑に吊るされたフェロモントラップ。無害ながら、高い害虫の忌避効果がある

チリ
チリ セントラル・ヴァレー

ベサ

V.E.S.A

世界最大級のオーガニック・ワイナリー。環境保全にコミットした8つの取組

ベサ(ワイン名=ガンマ)は「地球はかつてないほど人類の協力を必要としている(Today more than ever, the planet needs us)」というメッセージを世界に向けて発信する努力をしています。同社のワイン造りには、主に8つの環境保全の取組を盛り込んでいます。

1.有機農法を通して地球に配慮したサステナブルなブドウ栽培を行います。
2.有機農法を改善するために他ワイナリーとも協力をしながら、日々研究し、栽培の現場で実践します。
3.ブドウ畑ではチリ固有の動植物の多様性を保全する活動を行います。
4.カーボンフットプリント(温室効果ガス)の削減を行います。
5.太陽光発電などの環境に配慮した資源を使用し、エネルギー消費量の削減を目指します。
6.自社で使用する水は100%自社の敷地内のものを使用して水の使用量を削減します。
7.梱包材の資材を必要最低限に抑えて、環境負荷低減します。
8.有害廃棄物の発生を抑制、有機廃棄物を肥料化するなどリサイクルを促進します。

生産者や商品について詳しく

ぶどうの枝を燃やして温熱化する設備

アルパカで畑の下草管理を行っているチリならではの光景