- フランス ボルドー
シャトー・プピーユ
Chateau Poupille
循環型システム導入。木、光、水を再利用
ワイナリーでは有機農法に加え、地域全体のサステナビリティにも貢献しています。一つ目は、剪定したブドウの枝等を利用した熱循環システム。これはシャトー全体の暖房設備として機能。年間13トンもの二酸化炭素排出削減に繋がっています。
また、ソーラーパネルによる電力発電も実施。フランスでは長らく法律で蓄電池の利用が禁止されており、プピーユは導入の許可を訴え続けてきました。近年の法律改正に伴い早速蓄電池を導入。エネルギーのさらなる削減に貢献しています。
そして、前当主の世代に既に導入されていた排水リサイクルシステム。これはワイナリーで使用する大量の工業用水を浄化させるシステムで、川の水よりも綺麗な状態に戻せる優れたシステムです。プピーユでは周辺ワイナリーへの普及活動も実施し今ではアペラシオン全体に導入されています。さらに近隣の銘醸シャトー、トロロン・モンド等もプピーユに倣って同システムを導入するに至っています。