1. Home
  2. Producer
  3. Winery
  4. Great Heart Wines
南アフリカ
南アフリカ ウエスタン・ケープ

グレート・ハート・ワインズ

Great Heart Wines

南アフリカの銘醸「マリヌー&リーウ・パッサン」による
次世代ワイン産業のための社内ベンチャー・プロジェクト!

マリヌー&リーウ・パッサンの従業員からなる社内ベンチャー

グレート・ハート・ワインズは、アンドレア&クリス・マリヌー氏のビジョンから生まれました。優れたワインと魅力あるブドウ畑を通じて、南アフリカのワイン業界における公平性と有意義な変革を推進することを目指しています。持続可能な農業に取り組み、自然環境や地域社会への貢献を重視しています。

2020年に設立されたグレート・ハート・ワインズは、マリヌーとリーウ・パッサンの従業員が100%所有・運営するプロジェクトであり、従業員がワイン販売の利益を直接享受できる仕組みを整えました。従業員はブドウ栽培、ワイン造り、販売の全過程に携わっています。

醸造家のゲイノアー・ヘンドリックス氏は、ケープ ワインメーカーズ ギルドの育成プログラムを修了した実力者で、南アフリカの銘醸地で育まれたブドウを使い、ナチュラルな力強さと複雑さ、そしてテロワールの個性を反映したワインを生産しています。

※ケープ・ワインメーカーズ・ギルド:南アフリカのトップワインメーカーで構成される組織で、1978年に設立されました。高品質なワイン造りを促進し、南アフリカのワイン業界の発展に貢献しています。その活動は国際的にも高く評価され、南アフリカワインのブランド価値向上に寄与しています。

プロジェクトを運営するマリヌー&リーウ・パッサンの従業員 プロジェクトを運営するマリヌー&リーウ・パッサンの従業員

スワートランドで育った若手醸造家

ゲイノアー氏は、南アフリカのスワートランド地区で最も大きな街、マームズベリーで生まれ育ちました。ワインや農業とは縁のない環境で育った彼女ですが、地元の農園の風景に感動し、農業に関わる仕事をしたいと思うようになりました。

大学ではエレンバーグでワイン醸造を学び、その後、南アフリカを代表するワインメーカーであるアンドレア・マリヌー氏のもとで3年間インターンシップを経験しました。そこでアンドレア氏にその才能を認められ、マリヌーのアシスタント・ワインメーカーに就任。その後、ケープ ワインメーカーズ ギルドの育成プログラムを修了し、現在はマリヌーでアシスタント業務を続けながら、Great Heart Winesのワインメーカーも務めています。

醸造家:ゲイノアー・ヘンドリックス 醸造家:ゲイノアー・ヘンドリックス

未来を見据えるラベル

ラベルに記載されたロゴは、南アフリカのアーティスト、ジャコ・シーベルハーゲン氏によってデザインされました。グレートハートのラベルには、右を向いた女性の顔の形に飛び立つハクセキレイ(ワゲテイル)の群れが描かれており、「未来を見据える」姿を表現しています。このデザインは、他者を思いやる心を持つワゲテイルにまつわる伝説にインスパイアされています。ワゲテイルは、火災から人間の家族を救うために飛び立ち、その勇敢な行動が称賛されたという言い伝えがあります。この物語は、グレートハートのブランドコンセプトである「他者への思いやり」を象徴しています。

ボトルのイメージ ボトルのイメージ

産地の魅力を発信するワイン造り

ゲイノアー氏は、ワインはその土地を映し出すものであるべきだと考えています。グレート・ハート・ワインズでは、南アフリカの銘醸地で育ったブドウを使用し、自然なワイン造りを大切にしています。また、従業員全員が株主となるユニークな経営体制を採用しており、スタッフは高いモチベーションを持って品質の高いワイン造りに取り組んでいます。さらに、セレスなどの新興産地にも挑戦し、冷涼な気候で育ったブドウを積極的に取り入れています。南アフリカワインの魅力をさらに深掘りし、発信する活動にも力を入れています。

シャルドネを選果している様子 シャルドネを選果している様子