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フランス
フランス ブルゴーニュ

フィリップ・ペルノ・ベリカール

Earl Philippe Pernot Belicard

全てをオーク樽醗酵・オーク樽熟成させる新世代ピュリニー・モンラッシェ

銘醸「ポール・ペルノ」の孫が立ち上げた新世代ピュリニー・モンラッシェ

オーナー兼醸造家のフィリップ・ペルノ氏は、ピュリニーの銘醸ドメーヌ、 ポール・ペルノの現オーナー、ポール・ペルノ氏の孫(長男の息子)。フィリップ・ペルノ氏の奥さんの実家から土地を引き継ぎ、ドメーヌ・ペルノ・ベリカールとして2008年に自社詰めを始めました。ファースト・ヴィンテージは2009で、5haの畑を所有。白ワインのみを生産しています。

既にイギリスやドイツなど、国際的に高い注目を集め始めている、期待の新世代です。

新世代のブルゴーニュを引っ張る注目の造り手 新世代のブルゴーニュを引っ張る注目の造り手

ピュリニーを代表する造り手ポール・ペルノ氏の孫

ピュリニー・モンラッシェを代表する銘醸蔵「ポール・ペルノ」の現オーナー、ポール・ペルノ氏の孫にあたるフィリップ・ペルノ氏。栽培・醸造学を学び、ドメーヌの手伝いをしていましたが2008年から全てを任されるようになりました。

「テロワールやヴィンテージの特徴を最大限に表現したい」と語ります。

フィリップ・ペルノ氏 フィリップ・ペルノ氏

オーク樽醗酵・オーク樽熟成にこだわる

ペルノ・ベリカールの信念は「ピュリニー・モンラッシェの持ち得るポテンシャルを、最大限に表現する」こと。そのために「オーク樽醗酵・オーク樽熟成」にこだわっています。ステンレス醗酵は気密性が高く、フレッシュな白ワインを造るには良いものの、より複雑味のある深い味わいを表現するためにはオーク樽が不可欠とフィリップ氏は考えています。ワインを呼吸させ、より長い時間オリとの接触を図る。そのために醗酵から熟成まで同じ樽でやることもあります。非常に手間がかかりますが、全ては若いフィリップ氏の情熱があってこそ。

そうして造られた彼のワインは、「ピュアでミネラリック、複雑で上品」と高い評価を獲得しています。

ひとつひとつ、丁寧に仕込みます ひとつひとつ、丁寧に仕込みます

栽培はリュット・レゾネを実践

本来のテロワールが持っているものをより表現する為に、人為的な介入を極力避け、ブドウの持つ本来の力とバランスをワインとして表現する事が重要と考えているフィリップ。栽培はリュット・レゾネを当初から実践しており、除草剤は使用せず雑草の処理は鋤きこみで対応しています。近年はビオロジックのアプローチも実践し始めており、よりテロワールの表現に磨きをかけています。醸造面でも果汁の酸化やワインが重くなることを嫌い、バトナージュは必要最小限に留め、出来るだけ自然な味わいを目指しています。

活き活きとした畑 活き活きとした畑