- フランス ブルゴーニュ
ドメーヌ・アルマン・ジョフロワ
DOMAINE HARMAND GEOFFROY
ジュヴレ・シャンベルタンのテロワールを極める銘醸生産者
~ブルゴーニュラヴァ―が愛するクラシックなスタイル~
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- 1 Place des Lois 21220 Gevrey Chambertin,France
ジュブレ・シャンベルタンの地で5世代受け継がれてきた伝統
ジュヴレ・シャンベルタンの地で代々家族経営で営まれてきたドメーヌ。19世紀終わり頃、2.5haの畑からからドメーヌをスタートさせ、現在は5代目のフィリップ・アルマン氏が9haの畑からワインを造り出しています。フィリップは2005年からドメーヌに参加。「テロワールの表現のためには近代的アプローチよりも伝統的な手法が適している。」との考えのもと、代々受け継がれてきた伝統的なワイン造りを踏襲しています。
所有する村名格以上の畑は全てジュヴレ・シャンベルタン村に存在するという、まさにジュヴレ・シャンベルタンに根ざした生産者です。
1,伝統的な手法が生み出すクラシックスタイル
「テロワールの表現のためには近代的アプローチよりも伝統的な手法が適している。」と語るフィリップ。極力人の手が介入しないワイン造りを行っています。
5世代受け継いできたワイン造りの伝統をボトルの中に見事に表現しています。
2,自然によりそう栽培によりテロワールを表現
テロワールの表現のために畑作業でも伝統に則ったブドウ栽培を行っています。
農薬、除草剤、殺虫剤などの薬剤はもちろん使用しておりません。頻繁に畑を耕すことで根がしっかりと地中深くまで伸びるようにしています。完熟したブドウを得るために、その年の天候に合わせグリーンハーベストや除葉を行うなど毎日畑で作業をしています。収穫時は畑で選果し、その後ドメーヌに戻ってからも選果を行うという徹底ぶりで、しっかりと熟したブドウのみを醸造にまわしています。
3,人の手を極力加えない醸造 ”天然酵母・ノンフィルター”
テロワールを表現するために天然酵母のみで醗酵を行います。梗から抽出される成分がワインに影響を与えることを嫌うため、ブドウは100%除梗しています。5日間の低温浸漬の後に醗酵、澱下げのためのタンパク質の添加やフィルタリングも行わずブドウが持つ要素をそのままボトルに詰め込んでいます。
村名クラスまではステンレス・タンクにて醗酵しプルミエ・クリュ以上の上級キュヴェについては、急激な温度変化が起こらず、管理にも慣れているコンクリートの醗酵槽でより丁寧に醗酵を行っています。新樽の使用比率にもとても気を使っており、樽の香りだけが前面に出てしまわないように注意しています。
亜硫酸の添加も極力少なく抑えており、ボトリング時に20mg/Lから25mg/L程度の添加となります。
Wines
~Village~
1,ジュヴレ・シャンベルタン
‐ ブルゴーニュラヴァ―が愛するクラシックスタイル -
木苺、野イチゴのような赤果実の香りと引き締まった酸味が特徴。
生粋のブルゴーニュラヴァーが愛するクラシックな味わいです。
2,ジュヴレ・シャンベルタン ・ヴィエイユ・ヴィーニュ
- 古木が生み出す味わいの密度 -
畑にはVV(古木)が多く、このワインは樹齢50年~90年に近い区画だけで作っています。
ジュヴレ村の最北端に位置するプルミエ・クリュのシャンポーという区画に隣接。
通常のジュヴレ・シャンベルタンと比較して、味わいの密度が歴然。
引き締まった酸がワイナリーの特徴ですが、赤スグリのような際立った酸味のアタックの後に、広がる肉付きの良さ、スパイシーさが現れます。
タンニンは滑らかながらも力強い。ブルゴーニュ銘醸ワイナリーをしっかり感じられるタイプの味わいです。
~ Premier Crus ~
3,ジュヴレ・シャンベルタン・プルミエ・クリュ・ラ・ペリエール
- しなやかで女性的な味わい -
マジ・シャンベルタンに隣接する畑。
赤フルーツの弾けるようなアロマとフローラルさ、ミネラル感も豊富、しなやかなタンニンで、ジュヴレの中でも女性的な印象を受ける畑。
4ジュヴレ・シャンベルタン ・プルミエ・クリュ・ラヴォー・サン・ジャック
- 肉付きの良い男性的な味わい -
有名な1erクリュであるクロ・サン・ジャックと、モノポールのクロ・デ・ヴァロワイユに挟まれている区画。
粘土質土壌豊富な場所柄、しっかりとタンニンの存在感、肉付き、野性味、ストラクチャーのどっしりとした味わいが特徴的。
~ Grand Cru ~
5,マジ・シャンベルタン グラン・クリュ
- 妖艶にして芳醇。品格を感じるグランクリュ -
水はけの良い東向きに植えられている区画で、雷雨時には土砂崩れもあるため、生産者は滑り落ちた土砂をまた積み上げないといけない作業に追われることもあるほど複雑な地形が特徴。
リリース直後は赤フルーツのバスケットのような果実感くらいしか見せてくれないワインは、数年経つと、レッド・チェリー、カンゾウ、バラやスミレといったアロマがトップノートから立ち上がる華やかな印象さ、妖艶なパフュームのような香りを放つ。
とても滑らかで、芳醇な体躯を持つ、ミステリアスなワイン。