1. Home
  2. Producer
  3. Winery
  4. Chateau du Tertre
フランス
フランス ボルドー

シャトー・デュ・テルトル

Chateau du Tertre

ジスクールと同じオーナーの元、躍進を見せる

名門一族に引き継がれてきたシャトー

長い歴史を持つシャトー・デュ・テルトルの畑は現在52ha。1855年の格付け当時から同じ区画のままです。

18世紀、アイルランド出身の有力なネゴシアンであったピエール・ミッチェル(Pierre Mitchell)氏が、この地域とそのワインにほれ込んだのが始まりです。ボルドー初のガラス工場の創業者であり、洗練された改革者でもあるミッシェル氏は、自身の夢をこのシャトーで実現しました。

その後、シャトーは、ド・ブレゼ(Brezets)家、ヴァランデ(Vallandes)家、さらにナポレオン3世の側近で裕福な銀行家であったケニグスヴァルテ(Koenigswarters)家といった名門一族の手に引き継がれていきました。1855年には誰もが認める品質となり、メドック格付けに選定されました。

 

オランダの事業家エリック・アルバダ・イェルヘルスマ(Eric Albada Jelgersma)氏は1997年にシャトーを購入し、大掛かりな投資を行いました。イェルヘルスマ氏はジスクールも購入しました。シャトーは昔を想い起させる、気品ある姿に生れ変り、伝説と革新を巧みに調合した手法で本来の特質や高貴さを取り戻す努力を続けています。マネージャーはジスクールと同じ、アレクサンドル・ヴァン・ビーク氏が務めています。

最新のコンクリートタンクを導入

シャトー・デュ・テルトルはマルゴーでも標高の高い砂礫小丘に位置しており、土地の恩恵として、晩春の霜から守ってくれます。また、傾斜がある事で水はけも良く、暑い季節には冷涼さももたらします。

 

2008年には最新のコンクリートタンクを導入。少量サイズのタンクを複数導入した事で、区画ごとに分けて醸造出来るようになりました。ワインは、新樽比率50%で、フレンチオーク樽で18ヶ月前後熟成されます。

卵型のコンクリートタンクも持つ 卵型のコンクリートタンクも持つ

【シャトーのラインナップ】

ファーストラベルに加え、セカンドラベルのレ・オー・デュ・テルトル(Les Hauts du Tertre)が造られています。セカンドラベルはシャトーの主に若木から採れたブドウで造られます。

 

ファーストラベルのラベルデザインは2015年から変更になっています。以前のラベルはシャトーの絵が入っていましたが、今回から紋章とシャトー名のみのシンプルなものとなりました。

2015年から新しいラベルに 2015年から新しいラベルに